蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

31o5eさんの記録 2023年9月29日(金)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外体験学習 実施施設・機関等 諫早市立 小栗小学校(野外体験)
実施日 2023年9月28日~2023年9月29日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:10時間

活動内容の概要
1日目 9/28(木)
8:40~9:00出発式(児童の見守り)
9:00~学校出発
10:00~入所式
10:30~14:00 オリエンテーリング(児童の見守り、クイズを出す)
14:00~17:00 焼き板      (児童の見守り、活動のサポート)
17:00~17:30 夕べの集い    
17:30~18:15 夕食
19:15~20:00 キャンドルの集い (児童の見守り、活動のサポート)
20:20~21:40 入浴
22:00 就寝

2日目 9/29(金)
6:30~7:00 起床・朝のしたく・部屋の整理(児童のサポート)
7:15~ 朝の集い
7:30~ 朝食
9:00~ 沢登り (児童のサポート)
12:00~ 昼食 
13:00~ 退所式
14:00~ 到着式
活動の総括
1. 野外実習における教師の支援の在り方について
野外体験学習の実習を通して、普段の学校生活とは異なる体験をする際の教師と児童の関わり、教師がどのようなことを意識させて体験を行わせているのかについて考えることができた。野外実習は体験を重視した活動が中心であるため観察を通して、教師は集団で活動することを児童に認識し、意識した行動をさせるために目標にそれらに関した内容のものを設定し、随時目標は何かを児童に問いかけ意識するよう促していた。児童自身も目標を踏まえ、考えて行動している場面も多々見受けられ、目標を設定する意味、重要性を確認することができた。また教師は単に指示をして、静かにさせるのではなく周りの様子を見て、今そのような行動をとることが正しいのか自分で判断したり、友達に教えたりする様子が見られ、集団で活動するからこそ周りを見て判断する機会や周りの友達と教えあったりなどの機会をつくることが大切であるとも思った。
そして、体験を重視する学習であるからこそ、活動の中で安全に配慮しながらも児童が最大限にやりたいことをやることができるよう時々離れて見守ったり、児童自身に考え、判断をゆだねるような声掛けを行ったりしている様子も見受けられた。
また、私自身も児童の活動を支援したり見守ったりする中で、児童が自身で考え、判断し行動するという機会をつくることがとても難しいと感じた。

2. 児童の考え方、行動の仕方について学ぶ
はじめのオリエンテーリングではグループ内でもめたり、離れてばらばらの状態で進んでいるグループが多々見られていましたが、後半の沢登りではグループ内ではもちろんグループを超えた仲間と共に手をつなぎ急な崖を上ったり、きつくて心が折れそうな児童に「○○さんがんばれ!」と声を積極的にかけたりする様子を見ることができ、とても胸が熱くなった。児童は自身だけでは達成することが困難なこともあることや、仲間と助け合って何かを成し遂げることの喜びはとてもはかりしえないものであることに気づき、協力すること大切さを体験を通して学んだのではないかと考える。また、普段はすることがないような経験をしているからこそやってみたいや面白そうと自分で難しそうな道を選んだり、岩で少し遊んだりしている様子、そして生き物や見たことがないもの、面白い石などを発見したときの輝いている笑顔やまなざしを見て、改めて体験学習の大切さに気付くことができた。今回の活動は自身で考え、判断する場面が多く存在した。それらに立ち会うたびに自身でやるかどうかを判断し、結果にも自身で責任を負うことで自分で考えることの面白さ、難しさを感じることができたのではないかとも思った。

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