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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 蓄積体験型学習 |
実施施設・機関等 長崎市立 緑が丘中学校 |
実施日 2023年9月4日~2023年9月13日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・生徒との適切な接し方を知る(授業中の生徒と教員の観察・授業中の生徒への声掛け)
・生徒との信頼関係を築く(休み時間や昼休み、放課後における生徒との交流)
・理科教育に関する知識・理解を深める。(授業の参観)
・事務的な作業の経験(印刷、書類の分別) |
活動の総括
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1.生徒との適切な接し方を知る。
今回の実習では、生徒との適切な接し方を学ぶため、授業外における先生方と生徒のようにも注目した。先生方は、休み時間や昼休みに生徒と生徒の趣味や生徒が作成した作品について話したり、朝玄関に立ってその日の様子を見ながら声掛けを行ったり、生徒が行事に取り組みやすいように機材・教材を用意したり、クラスの雰囲気を見て学級全体に士気が上がるような声掛けをしたりと生徒が学校生活を快適に過ごすことが出来るようなコミュニケーションをこまめにとっていることが分かった。このような細やかな声掛けが生徒との信頼関係の構築に繋がるのではないかと思う。
2.生徒との信頼関係を築く。
5日間しかない実習で信頼関係を築くことは不可能ではないかと思ったが、信頼関係を築く程の心持ちで挑むため、この目標を立てた。実際はやはり数日では十分に信頼を得ることが出来ていないと感じられたため、前回の反省を活かして、注意をするのではなく声掛けに切り替えるようにした。すると、声掛けなら生徒も聞いてくれることがあった。しかし、関わりの少なかった1年生には声掛けが通らないことが多かったため、やはり信頼関係の構築には、目標1のような長期間にわたるきめ細やかな声掛け、働きかけが必須であると改めて感じた。
3.理科教育に関する知識・理解を深める。
理科教育において学んだことは、大きく分けて3つある。1つ目は復習の時間を単元ごとに細かくとることである。単元ごとの重要な学習事項を端的にまとめ、生徒が遡って復習し易いような工夫がされており、参考にさせていただきたいと思った。2つ目は、学習内容に必要感をもたせるということである。質量パーセント濃度を出す授業において、なぜ濃度を詳しく表すのかということを文字、溶質の量、溶媒の量と書き加えることで説明しており、このように生徒に分かりやすく必要感をもたせることは理科の授業を行うにあたって最も大切なことであると改めて感じた。3つ目は、ICTの取り入れ方である。今回の実習ではこれをどのように授業に組み込むのかということも参観させていただいた。ソフトであるキュビナは試験・授業の復習や日々の課題等様々な使われ方をしており、教員が問題を作成し、これを生徒が何度も解くことが出来たり、正答率が分かりやすく示されたりする仕組みで、今後も長崎県で使われていくことを知ったため、授業や課題を考える際にICTの活用を頭に入れておきたいと思った。 |
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