 |
蓄積型体験学習詳細
体験分野 その他の実習 |
活動の名称 野外体験学習 |
実施施設・機関等 諫早市立 西諫早小学校(野外体験) |
実施日 2023年9月27日~2023年9月28日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:10時間 |
活動内容の概要
| |
〇イニシアティブゲーム・オリエンテーリング・野外炊事・沢登りの参加・見守り・指導
〇施設内で見回り・声かけ
〇援護 |
活動の総括
| |
今回の野外体験学習では、学習支援でお世話になった5年1組を同様に担当することとなったので、ある程度児童たちのことを把握したうえで参加でき、比較的スムーズに対応できたと感じます。特別支援の児童に関しては、今までにその子がどのような動きをとった時にどのような指導・声掛けを先生方がしてたのかを観察してきていたので、こういう時はそっとしておこうなど不安なく対応できたと思います。1組の特別支援の児童は静止したり、活動に自ら参加することが難しくても、声を掛ければ嫌がることなくみんなと仲良く活動に参加し、問題を起こすこともないので、心が強くまじめで素敵な人柄の持ち主だと感じました。私がこの野外体験学習で1番印象的に残っていることは、ある女の子が発した言葉です。この話は個人的な話になるのですが、私がある女の子から「先生は結婚しているの?」と質問された際に私は「結婚していないよ、まだ20だし大学生だからね。」と答えました。そのあとその女の子は「ねえ、先生知っている?この子の親○歳で、でき婚なんだよ」と教えてくれました。私は、「でき婚」に理解を示し、その内容の話を平気で他の人にその子の前で話すことに驚きを隠せませんでした。各家庭の状況やネット等を使える状況によって、知り得る情報には差が生じやすい時期だと思います。その中で知識だけが先回りして、その意味や、言っていいこと悪いことの判断が出来ないことで、傷ついたり傷つけたりする問題は多く発生してしまうのではないかと感じました。また、その中で質問に対する自分の答え方にも問題があったと反省しました。「大学生だから」「20歳だから」といったことは、社会一般的な価値観や、自分の価値観を小学生に植え付けてしまうことに繋がってしまうので、「結婚していないよ、○○ちゃんは何歳で結婚したい?」など価値観を押し付ける発言を含めずに児童に対する質問に変更するべきだったと感じました。何気なく話していることであっても、先生の発言や親の発言の中に含まれる価値観が小学生がこれから築いていく価値観にとても大きく影響すると思うので、常に注意して発言しなければならないととても勉強になりました。沢登りでは班で動くように促しても先に行ってしまう児童なども多く、また声もうまく通らない状況であったので、もう少し、班での決まり事を話し合ったり、班ごとに何か目印となるものをつけるなど、改善できた点は多くあったように思いました。しかし予定よりも早く沢を全員が上りきることが出来、怪我をしていた児童はいたものの無事であったのでとても良い活動であったと感じました。 |
←戻る
|
|
トップページへ戻る
|
|