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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 高島幼稚園 |
実施日 2023年6月12日~2023年6月23日 |
実施時間 実施回数:6回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・活動への参加、援助(お集まり、自由あそび、幼小交流等)
・保育準備(壁面、草むしり)
・部分保育
・楽器演奏 |
活動の総括
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1.前向きに活動を引き出す言葉かけを心掛ける
活動の切り替えについて、園の門で工事が行われているとき、朝から子どもたちは工事の話をしてとても興味をもっている様子だった。そしてお集まりの前に早く準備を終えた1人の子どもが窓から工事現場を見ていると、後から来た子どもたちも隣に並んで工事現場を観察し始めた。いつものお集まりの時間は過ぎていたが、先生も一緒に工事現場観察を楽しみ、ある程度工事の区切りがついたところで「お集まりしようか」と言葉をかけていた。前向きな活動の切り替えは言葉かけだけでなく、できる限りそのときの子どもの興味を大切に前の活動を満足いくまで楽しめるようにすることも大事だと感じた。
2.子どもたちの言動をプラスに捉える
トラブルの裏にある子どもの思いを捉えることを目標としていたが、今回の実習ではあまりトラブルは見られなかった。しかし、思っていることを言葉にして相手に伝えることが難しい子どもへの言葉かけを学ぶことができた。「返してほしい」など思っていても相手に伝えられない子どもには、保育者が「返して、私が使っていたんだよ。」と言っていいということを伝えることが大切だと気付いた。言葉にできない思いをくみ取ることに加えて、子どもたちがその思いを言葉で伝えられるような援助をしていきたいと思った。
3.子どもたちが何を楽しんでいるのか考えながら過ごす
この実習期間では、主に実を用いた色水あそび、砂場あそび、お店屋さんごっこといったあそびが見られた。同じあそびをしていてもそれぞれ何を楽しんでいるのか違うことを改めて実感した。単純に一人一人違うだけでなく、同じ子どもでも日によって何を楽しんでいるのかは違い、毎日目の前の子どもの姿を見て適切な援助をすることが大切だなと感じた。なぜ同じあそびを繰り返すのか不思議だったが、保育者の言葉かけや環境構成の変化(買い物袋の登場)、友だちとの会話などを通して、毎日違った楽しさを発見して言っているのかなと思った。 |
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