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蓄積型体験学習詳細
zg6g2さんの記録 |
2023年10月31日(火) |
体験分野 その他の実習 |
活動の名称 野外体験実習 |
実施施設・機関等 伊良林小学校(野外体験) |
実施日 2023年10月25日~2023年10月27日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:15時間 |
活動内容の概要
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◎体験・活動のサポート
1日目
・竹箸づくり
・すり身づくり
・ナイトウォーク
各活動での問いかけ・声掛け、また補助や付き添いなど
2日目
・野外炊飯(焼きそばづくり)
・スコアオリエンテーリング
各活動での問いかけ・声掛け、また補助や付き添いなど(スコアオリエンテーリングでは危険個所での待機)
3日目
・恐竜博物館見学
活動での問いかけ・声掛け、また配慮が必要な班への付き添い
◎施設での生活支援
・施設設備の利用方法
・後片付け
・施設、部屋での過ごし方
などの指導
◎麦茶づくりとお茶出し
子どもたちの食事の時間にお茶出し
◎活動時間や空き時間での子どもたちとの関わり
各活動時間や子どもたちが部屋で過ごす時間で子どもたちと会話をするなど積極的な関わりをし、子どもたちの実態を把握 |
活動の総括
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目標1の「非日常の環境において適切な指導・支援ができるようになる」において、私は先生方の声掛け・働きかけやそれを行うための話し合いから学ぶことができた。非日常である学校外の学びにおいて、注意点や変更点を子どもたちに伝える際、集中して聞くことができるよう工夫することが大切であると感 じた。方法の工夫としては、最初にまとめて伝えるのではなくそれぞれの活動前に分けて、簡潔に伝えるなどである。内容の工夫としては、普段学校でやっていることを、きちんと外に出てもできるようになろうと伝えることである。例えば、靴のかかとをそろえてきれいに見えるようにしまったり、黙食をしたりすることが挙げられていた。学校外だからこそ普段の決まりをあたりまえにできるように支援・指導し、決まりを守ることの大切さやその必要性に気づいてもらう必要があるのだと感じた。またこのような支援・指導を行うためには、教師の意見交換が不可欠であると学んだ。適切な支援・指導を行うためには子どもの実態を把握することが重要であると考える。また特に大切なことは、普段の様子と比較して変化に気づくことであると考える。翌日の予定を確認する会議では、それぞれの先生方がそれまでの子どもたちの様子や変化を共有することで、班活動が多いことから難しかった全体の様子の把握を可能にしていると感じた。そこから特に支援が必要な班・子どもを設定し、教員や大学生が一人つくなどの、適切な支援・指導につながっているのではないかと考えた。
目標2の「校外での学びに児童がどのように取り組んでいるのかを観察する」においては、子どもたちの主体性・協調性を学び、実践する姿から学ぶことができた。すり身づくり体験や野外炊飯活動を通して、「自分が良ければそれでいいのではなく、お互いに教え合うことでチームがよりよくなる」ということを、主に話に注目するまでの時間が短くなっていることから体感していた。またこれらの学んだことを実践している様子も見受けられた。例えば、主体性については、自ら率先して片付けなど仕事を見つけて取り組んだりすることなどがあった。協調性については、ベッドメイキングの仕方を教えたり手伝ったりすることや、他の班が困っているときに手伝うなどがあった。班の中で主体的に動き、またお互いに協力すること、さらに他の班も同じ学年の仲間として自分の意志で助ける姿から、子どもたちが主体性・協調性を学んでいったことがわかった。
目標3の「安全の確保ができようになる」においては2つの場面で学ぶことができた。1つ目はスコアオリエンテーリングでの安全管理である。グループラインで気になる子どもがいる班を始めとした各班の様子や、危険な虫や場所などの様子を共有することで、リアルタイムで全体の状況を把握することができていた。必要な情報を子どもたちに提供することができるため、子どもたちの安全管理に役立っていると感じた。2つ目は移動中の子どもたちの安全管理である。3日間の疲れから、恐竜博物館までの移動中に具合が悪くなってしまう子どもがいた。それを踏まえて、学校までの移動中に具合が悪くなってしまってもすぐ対応できるように、あらかじめバス酔いしがちな子どもを前方の席に移したりするなどの臨機応変な対応が見られた。最後まで子どもたちを安心させて安全に帰宅させることができるようにするために、その場に応じた対応が必要であると学んだ。適切な支援・指導と同じように、安全管理においても子どもの実態把握と教師間の情報共有が必要であると考えた。加えて、それに応じた臨機応変な対応が求められるため、さまざまな事態を想定し備えておく必要があると学んだ。 |
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