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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 附属幼稚園 |
実施施設・機関等 長崎大学教育学部 附属幼稚園 |
実施日 2023年6月2日~2023年7月4日 |
実施時間 実施回数:10回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・園児登園前の環境構成(清掃、水遊びの場の環境構成、砂場の整地等)
・登園してきた園児を迎える(挨拶、園生活が楽しみになるような会話)
・身支度の見守りや、身支度が止まっている子どもへの働きかけ
・一緒にあそぶ
・遊びが展開できるような働きかけ(言葉かけ、環境構成等)
・子ども同士がつながれるような働きかけ
・先生の補助
・昼食時の見守り、働きかけ
・園児降園後の清掃 |
活動の総括
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1.それぞれの年齢の発達段階の違いを把握し、それに基づいた関わり方・働きかけを行えるようにするについて
あそびの発達段階では、4歳児では連合遊びや協同遊びの段階の子どもが多かったが、3歳児は平行遊びや連合遊びの段階の子どもが多かった。月齢が高い子どもが多いのもあってか、子ども同士の関わりも多く、自分たちで遊びを発展していく姿も少し見られた。しかし、○○屋さんのようなごっこ遊びでは、お店のやりとりを子ども同士でするというよりは、子どもと大人のやりとりがほとんどだったので、まだ子ども同士でイメージを共有することが難しいのだろう。そのため、保育者は子どものイメージが共有できていないときに、イメージの仲介者となり、共有する手助けが必要になると考えた。
2.様々な働きかけ方を試しながら一人ひとりに合った働きかけを行えるようにするについて
言葉で伝えるだけではなく、視線で伝えたり、動作で伝えたりなど、静かに伝える方が、伝わりやすい子どもがいることがわかった。注意する際に言葉かけをすると、構ってもらえていると思い、より動き回ってしまう子どももいたので、そのような子どもにはきちんと注意の意図が伝わるように、静かに伝える方が適しているのかもしれないと考えた。同じ働きかけでも、子どもによって伝わりやすい子どももいる一方、逆効果になってしまう子どももいることがわかった。様々な働きかけをしていく中で、その子どもに伝わりやすい伝え方を模索していくことが大切だと改めて学ぶことができた。
3.自分自身が全力で子どもたちと関わるについて
昨年度の主免実習時よりも、自分らしく全力で楽しむことができた。自分が楽しむことで、子どもとの距離も近くなるのが早かったと感じた。また、苦手な名前を覚えることにおいても、人数が少なかったということもあるが、早く覚えることができ、より子どもとの距離も近まりやすかったと思う。全力で楽しむことは、子どもとの信頼関係を築くうえで大切だと改めて学ぶことができた。 |
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