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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 滑石中学校 |
実施日 2023年6月1日~2023年6月16日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:20時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(個別指導、机間巡視、採点など)
・休み時間や昼休みにおける生徒との触れ合い(教室巡回など)
・校外活動の引率 |
活動の総括
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1. ”教師の視点を学ぶ”について
実習期間中、全学年の学習支援に入りました。指導上困難な点が多い年齢の中学生に対する教師の関わり方や生徒の様子を知ることで、中学生に対する学習面や生活面における教師の指導を深く知ることが出来ました。
特に、1年生と3年生に対する教師の関わり方が異なる事に気が付きました。1年生に対しては、中学生としての自覚を生徒に持たせるように指導されていました。宿題の提出や集会時の集合など、人として当たり前の事を確実にするよう意識して指導されていると感じました。一方、3年生に対しては、受験生としての自覚を生徒に持たせるように指導されていました。提出期限に余裕を持って提出するように伝え、入試は期限厳守である為生徒が常に先の事を考えながら行動できるよう指導されていると感じました。
様々な場面における中学生への指導を見て、一方的に中学生に指導しても反発を起こしかねない為、生徒の気持ちに寄り添いながら指導していくことが大切であると思いました。
2.”現在の英語科教育に関する知識・理解を深める”について
実習期間中、1年生と3年生の英語の授業に参加しました。そこで行われていた授業は、私が受けていたものとは大きく異なっていました。特に、ICT機器の使用とスピーキング活動は大きく異なっていると感じました。ICT機器やデジタル教材を使用する事で、英語学習に対する生徒の苦手意識を軽減させたり、生徒が自発的に学習できる機会を増やす事が可能であると感じました。スピーキング活動は、私が学んでいた頃よりもかなり多くの頻度で行っていると感じました。そして、スピーキング活動の頻度が多くなった事で、生徒の英語を話す事への抵抗感がやや減っているのではないかとも感じました。
現在行われている英語科教育は私が受けていたものよりも、より実践的で、よりレベルの高い学習が行われていると感じました。その為、私の受けていた教育に固執せず、これからの英語科教育では何が求められるのかを常に考え、学部の授業等を活用して自分の教育観を創り上げていきたいと考えました。
滑石中学校の実習は非常に充実しており、主免実習の際に活かすことのできる多くのヒントを頂きました。今回の実習を今後の実習等で活用していきます。滑石中学校の先生方、生徒、保護者、地域の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。 |
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