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蓄積型体験学習詳細
すがりゅうきさんの記録 |
2023年9月16日(土) |
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 伊王島小学校 |
実施日 2023年9月11日~2023年9月15日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・授業観察 複式学級の授業
主教科のみならず、道徳や総合、朝活動などの参観、サポート
丸付けや環境整備等のサポート
児童の登校から放課後までの1日を通した活動の観察
・児童との関わり 休み時間での交流
授業内での活動支援
・模擬授業を通した授業研究会
・先生方との交流 放課後の質疑応答
休み時間等でのアドバイスや授業の補足説明 |
活動の総括
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1."小規模校の特性をつかむ”について
本実習は伊王島小学校で行われ、全校児童11人の小規模校であった。先生方との話の中で、ここまでの小規模校は珍しく、日々試行錯誤しながら生活していると聞いた。実際に、授業はほとんどが複式で行われ、全校での活動も多くみられた。小規模校の良さとして、児童1人1人とのかかわりが強いことが挙げられると感じた。私が教員を志望した理由に、「子どもと関わることが好きだ」というものがある。もちろん、通常学級で多くの児童と関わることもやりがいになると考えているが、小規模校では、学年を超え、また、合併された中学生も含め、学校全体で深く関わりが持てることに強い魅力を感じた。5日間という短い時間の中で、全員とたくさんの時間を過ごせたと感じられたのは、小規模校ならではだと考えている。また、それは、各児童に対し、手厚い支援ができることにもつながると考える。児童の反応をよく見て、会話をするように授業ができることに、教員としても、児童にとっても、魅力だと感じた。
小規模校ならではの課題点も見られた。児童が打たれ弱いということだ。普段から少人数で行動し、衝突が少なく仲が良いのが一見良いところのように見えるが、進学して多くの人と関わるようになった時、打たれ弱さにつながってしまうことを先生方は懸念されていた。
小規模校の実態として、良さと課題点がみられた。これは、通常学級を中心に、自分が教員になった際にも通じる部分がたくさんある。
2.”教員としての力をつける”について
本実習では、全学年に最低1日ずつ、また、登校から下校まで、1日を通してついて回ることができた。先生方の動きや児童と関わる時間を通して、教員になる将来像がより明確に持てるようになった。さらに、放課後の授業研究会まで参加させていただき、現場で働いている先生方の努力や技術を肌で感じることができた。ここで得た知識や経験は、どんな校種、どんな規模の学校でも必ず生かすことができるものであると感じている。特に、先生方の話し方や場面に応じた児童への対応の変化、授業準備などは、大学生同士の模擬授業や、講義などでは得られないものであり、非常に学びとなるものであった。
全体を通して、2つの目標について、多くの学びが得られた実習となった。5日間子どもたちと過ごし、改めて教員の魅力を感じる時間となった。本実習で学んだことは、必ず記録を残し、実際に現場に出た時に活かせるようにしたい。 |
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