蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

77s8fさんの記録 2023年11月20日(月)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 諫早市立 西諫早中学校
実施日 2023年11月13日~2023年11月20日 実施時間 実施回数:4回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(面接対策)
・テストの採点
・授業見学
・掲示物の作成、掲示
・印刷室の整理
活動の総括
1.中学生に対して適切な対応、指導ができるようにするについて
西諫早中学校の生徒とは、主に授業の中での机間指導や休み時間で関わり、大学3年時の教育実習から久しぶりの中学生との関わりだった。初めは、問題をといている時にどのように声をかければ良いかということや、どこまで教えればいいのかといった細かい部分を気にしすぎてしまい、なかなか声がかけられずにいたが、段々と生徒との関わりを積極的にしていけるようになった。生徒との関わりの中で、子どもたちも自分たちから話しかけてくれる子は少なかったが、私たちから話しかけると気さくにニコニコしながら話してくれる子ばかりで、関わり方次第で子どもたちも心を開いてくれるのだということを実感した。しかし、中学三年生の面接対策の授業見学を行った際に、面接の内容のアドバイスの方法が難しく、直接生徒の進路に関わるものに関して迷ってしまう部分があるなど、適切な対応や指導の大変さを感じた。

2.授業をしっかりと観察し、自身の学びに繋げるについて
今回の実習では、全学年の数学の授業と、3年生の総合の時間に見学をし、実際の公立中学での授業を身近で観察することができた。これまで長崎大学附属中学校での参加観察は何度もしたことがあるが、公立中学での授業はあまり見たことがなかったため、良い学びになったのではないかと感じる。授業を見て、分かっている子は先へと問題を解いていっていたが、止まっている子はずっと置いていかれているような状況が見え、問題演習の授業はより工夫が必要であると思った。先生の中には班にして解き進める授業もあり、そういった授業の方法であれば、あまり自分から質問できない子も気軽に質問することができるので、子どもたちもイキイキと数学の問題に取り組めるのではないかと感じた。

3.学習支援実習を通して、教師という仕事について学ぶについて
学習支援実習の中では、期末テストの採点や、掲示物の作成、印刷室の整理といった教師という仕事の細かい部分に携わることが出来た。特に期末テストの採点はこれまでしたことがなかったので、採点の大変さや重大さを実際に体験することができ、来年から教員として働く上で良い学びになったと思う。また、掲示物の作成や印刷室の整理に関しては、私たちが普段教員の仕事としてすぐに思い浮かぶものではないので、こういった小さな作業も教員の仕事の1つとして大切なことなのだということを感じた。

学習支援実習全てを終えて、実際の公立中学で働く先生方や生徒たちから、しっかり見て体験して、教員という仕事について学ぶことができた。西諫早中学校の先生方は私たちにも生徒と同じように親身に、親切に接して下さったと同時に、社会人として同等の立場でも扱ってくださり、とても尊敬できる先生ばかりだった。今回学んだことを来年から生かしていけるよう、また、無駄にならないようにしっかりと吸収し、自分のものにしていきたい。

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