蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

9ye1eさんの記録 2023年6月11日(日)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 大園小学校
実施日 2023年5月19日~2023年6月9日 実施時間 実施回数:7回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(個別指導)
・学校行事(運動会)の練習、会場設営
・休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい(提出課題の支援、給食指導、遊び、など)
活動の総括
1.”適切な支援ができるようになる”について
 実習期間中、5年生の学習支援に入り、高学年の児童に対する学習面や生活面への教師の指導について学ぶことができた。
 学習面については、個別指導の際に、答えを教えるのではなく、ヒントを教えることが大切だということが分かった。また、一人一人の児童によってつまずいている部分は異なっており、その子に合ったレベルのヒントを与えなければならないとも感じた。教えすぎてしまうと子どもたちの思考を止めてしまう。しかし、分からない子に対して支援をしなさすぎると、「分からない、だからやりたくない」というようになってしまう。実際に、このような児童に今回の実習で私は出会った。見極めは難しいが、それぞれの子どもの実態を把握しておくことは、授業をする上でも個別指導をする上でもとても大切だと改めて感じたので、意識しておきたいと思った。
 生活面については、高学年であるため「自分たちで考えさせる」ということが大切だと感じた。先生方は、低・中学年の児童に対してへの指示と比べると、あまり多くの指示をしていなかったように感じた。「今、どんな行動をすべきか?」と児童に問い、考えさせ、行動させるという場面が多かったように感じる。これも児童の発達段階を考慮して指導することが大切だと学んだ。

2.”プロ(先生方)の様々な技を習得する”について
 今回の実習において、運動会の練習や会場設営にも参加したため、多くの先生方と関わる機会があった。学習指導や生活指導の場面ではもちろん、学校行事の準備を行う上での、技もあると感じた。
 私は、今回、運動場の「ライン引き」のお手伝いをさせていただいた。このようなことは、大学の講義では習わないし、やることもないので、とてもいい機会になったし、今後の教員生活で大いに役に立つと感じた。
 クラスの中では、先生が一人一人のことをよく観察し、適切に関わっていると感じた。強めに指導(注意)すべき場面や、そうではなく自分たちで考えさせる場面など、今の児童たちの状況などを配慮しながらそれぞれの場面に合った声掛けや指導をしているのが印象的だった。これができるようになるためには、まずは子どもたちのことをよく観察し、児童理解をすることが大切だと思うので、意識しておきたいと思った。

3.”教科教育についての知識や理解を深める”について
 実習期間中は、5年生の授業を観察し、主免実習が1年生であったこともあり、大学生活の中で初めて高学年の授業を数多く観察し、色んなことを学ぶことができた。
 高学年は、学習すべき内容のレベルも高いし、量も多いので1度の授業を充実させた内容にすることが求められると感じた。そんな中でも、多くの子どもたちが理解できるように、また、主体的に学びたいと思えるようにするにはどのような授業を展開すべきかを考えなければならないと思った。
 また、デジタル教科書や1人1台持っているパソコンを活用することも大事であり、学習内容によってはとても効果的であると感じた。デジタル教科書は、社会や外国語で多く使われていた。外国語では、これを活用し、音声を流すことでネイティブな発音を聞き、真似ることができるため、子どもたちにとっても効果的な学習ができると思った。このように、授業の中で使える場面では上手く活用し、子どもたちの学びを深められるようにしたいと考えた。

大園小学校での実習は、短い期間ではあったが私の中でとても充実したものになった。この実習での経験を今後に生かしていきたいと思う。
 大園小学校の先生方、子どもたちに本当に感謝します。ありがとうございました!

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