蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

s79m1さんの記録 2023年9月18日(月)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 伊良林小学校
実施日 2023年5月21日~2023年9月15日 実施時間 実施回数:6回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート
(ドリルの丸つけ、机間指導、個別指導)
・児童との触れ合い
(休み時間、給食指導)
活動の総括
1.児童との信頼関係を築くについて
今回の実習では低学年、高学年に主に入りました。低学年は子ども達から積極的に話しかけてくれることが多く、比較的早く関係を築くことができたのではないかと感じました。しかし、なかなか話しかけてこれない子ども達もいて、その子どもたちに自分からどのように関わっていけばいいか難しく感じました。どうしても話しかけてくれる子優先になってしまっていたのではないかという点が反省点です。
高学年では、子ども扱いをしないということを意識して関わっていきました。対等な関係で話すようにしたり、すぐに手を貸すのではなく見守る時間を長くとるなどを考えました。すでに子ども達同士の関係が出来上がっている中に入ることが難しく感じましたが、休み時間の少しづつの会話を積み重ねることで、子ども達から話しかけてくれることが多くなりました。
どちらの学年にも共通して、休み時間のかかわりが重要であることを感じました。授業だけでは子ども達との信頼関係を築くことは難しく、一緒に遊んだり話したりする中で徐々にお互いのことを知っていくことができると学びました。
2.学級経営の仕方を学ぶについて
低学年も高学年も共通して、児童が自分たちで学級を回していると感じました。朝の会や帰りの会、係活動など子どもたちがそれぞれ役割分担をして責任を持って取り組んでいました。低学年では担任の仕事だった宿題チェックも高学年になると係活動として子ども達が行っていました。担任が主導で学級を回すのではなく、子ども達がそれぞれの役割を担うことで、責任をしっかり果たすことを学んだり、主体的に学級に関わることができていると感じました。
また、掲示物にも工夫を感じました。学級目標をクラスに掲示していたり、掃除用具入れには道具の片づけ方や掃除場所の表、各係の手作りのポスターなどが貼られている学級が多くありました。このような掲示物を通して、日ごろから1人1人の役割や責任を確認することができたり、学級としてどう過ごせばよいかなどを意識することができると感じました。これは子ども達が主体的に学級を回していくことに繋がっていると感じました。1つ1つの係や掲示板がよい学級経営につながることを学ぶことができました。
3.授業構成を学ぶについて
教育実習の授業で難しかったことの1つとして、意見共有の仕方が挙げられます。今回の実習を通して様々な共有方法を学ぶことができました。私はホワイトボードを使用しましたが、先生方は手元のカメラで考えを映したり、ゲーム形式で共有したりと様々な工夫がありました。特にゲーム形式は自分も取り入れたいと強く感じました。発表することで人前で話すことの練習にもなりますが、通常の発表方法だと数人しか考えを説明する経験ができません。しかしゲーム形式を取り入れることで全員に自分の考えを言葉で説明する機会があるのでとてもいい方法だと感じました。1つの方法にとらわれるのではなく、子どもたちの様子を見て常に考えていくことが必要だと学びました。

伊良林小学校での実習はとても貴重な経験をたくさんさせていただきました。この実習での学びを今後に生かしていきたいと思います。
ありがとうございました。

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