蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

jugm5さんの記録 2023年11月12日(日)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 時津町立 時津小学校
実施日 2023年5月26日~2023年11月12日 実施時間 実施回数:9回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(個別指導、丸付け、プールでの監視等)
・児童とのふれあい(休み時間、給食指導、掃除)
・学習発表会のサポート
活動の総括
 今回の学習支援では、毎回入る学年・学級が変わり、5年生以外は全て関わることができた。実習前に立てた以下の目標を振り返っていく。


1.児童一人一人に適した支援を考え、実行してみる
 教室になかなか入ることのできない児童、感覚過敏の児童、自分の気持ちをコントロールできない児童など支援を必要とする児童との関わりも多かった。自分なりに考えて声掛けをするなど、行動に移すことはできた。しかし、うまくいくことはほんの少しだった。声掛けしても反応が返ってこなかったりなど、「どうしたらいいんだろう…」と思うことが何度もあった。学習支援実習を通して、様々な児童と触れ合うことができてよかったと思う。今回感じた迷いを、今後に生かしていきたい。


2.授業中の先生の立ち振る舞いに着目する
 今回先生方の立ち振る舞いに注目をして、特に真似したいと思ったことが3つある。1つ目は、小さなことでも言葉にして褒めてあげること。「○○さん、姿勢が綺麗だね。」「いい返事だね。」など、1つ1つの行動や過程で見つけた良いところを、言葉にして子どもたちに伝えてあげることで、褒められた本人はもちろん周りの児童もやる気スイッチがオンになっているように感じられた。叱ることより、褒めることをまずは丁寧に行いたい。2つ目は、「静かにしましょう」に代わる指示出しを行っていたことである。児童たちのおしゃべりで指示が通りにくいとき、手を叩いて「パンパンパン」と音を鳴らし、指示を出していた。こういった教師ができる技を増やしていきたいと思った。3つ目は、児童に見通しを持たせることである。特別支援学級を参観した際に、小さなホワイトボードにやることを書いて児童に示していた。通常学級でも見通しを持たせてあげることで、何をしたらいいか分からず困る児童を減らすことができるなと感じた。


3.児童とたくさん関わって、児童の話を引き出す
 様々な学年・学級に入ることができたので、多くの児童と関わることができた。机間指導での関わりを通して、休み時間に「先生!」と児童から声をかけてもらうこともあった。小さな積み重ねが、児童との信頼関係の構築に関わってくるのだと実感した。また、学校の中で私を見かけた際に「ゆい先生だ!」と声をかけてくれたり、学校外ですれ違った際に手を振ってくれた児童がいて、とても嬉しかった。児童一人一人と話す時間、一緒に過ごす時間はそう長くはなかったが、自分自身を開き、児童の話を引き出すことはできたと思う。

 児童そして先生方に温かく迎えていただき、充実した実習でした。今回見たこと感じたことを自分のものにできるよう、今後も努力を続けていきたいと思います。40時間お世話になりました。ありがとうございました。

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