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蓄積型体験学習詳細
91A3tさんの記録 |
2023年12月15日(金) |
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 横尾小学校 |
実施日 2023年6月12日~2023年11月30日 |
実施時間 実施回数:11回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
活動の総括
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1 ”授業中の適切な声掛け”について
授業は、児童との掛け合いで展開されていることが多かったと感じました。例えば、算数の授業である問題をもとに授業を進めていくとき、児童に今まで学習した問題との違いに気付かせたり、問題を解く上で使えそうな道具や方法を提案させたりして進めていました。また問題の解き方を児童に発表させ、児童同士の意見交換も見られました。理解できていない様子の児童も数人見られましたが、机間指導の際にサポートに回ったり、集中していない児童に対してはわざと指名したりしてクラス全体で授業を進めているのだということを学びました。
2 ”学級経営”について
1年生から6年生、特別支援学級とすべての学年に入らせていただきました。また6月から11月まで長い期間、実習させていただきましたが、学年に応じて、時期に応じて、先生が児童に対して伝える内容や伝え方が違うと感じました。例えば、来年中学生になる6年生の学級では、仲間を大切にする人であってほしいことや、学級全員で最高学年として学校を引っ張っていってほしいという思いを担任の先生が熱く伝えているのが印象的でした。また2学期が始まったばかりの頃には、長い夏休みを終えた児童の学校での過ごし方について先生がお話されていました。無理はせず徐々に元の学校生活のペースに戻しっていってほしいという内容でした。夏休み明けの9月には、不登校や学校に行きたくない子どもが多くなるというニュースを目にします。しかし先生から「無理をしなくても良い」と伝えることで、少しでも多くの子どもたちが安心して自分のペースでいられるようになるのだと思います。先生にもそのような意図があったのではないかと思いました。先生方が子どもたちに伝えることは、子どもたちに大きく影響を与え、子どもたちの行動や考えを変化させることが出来ると考えています。伝えるべき時に相手に合わせた伝え方で伝え、学級を経営していく大切さを学びました。
3 ”休み時間等の児童との適切なコミュニケーションの取り方”について
休み時間にコミュニケーションを取っていることは、とても印象的でした。どの学級でも、休み時間の担任の先生と児童のコミュニケーションがありました。やり終えた算数のテストの話をしている様子を見たのですが、そこでは、正解率が低かった問題の話をし、児童にとってどこが理解しがたいのかのヒントを得ているようでした。そのあとの授業でその問題について解説をする場面があり、児童とのコミュニケーションを授業に繋げることも出来るのだと感じました。また授業以外の話をしている様子もあり、そこで子どもたちの様子を把握したり、他愛もない話をすることで信頼関係を築いていっているのだと感じました。たった5分、10分の休み時間でも子どもたちとコミュニケーションを取ることで、これもまた授業づくりや学級経営に繋がっていくのだということを学びました。
横尾小学校での実習は、とても充実したものでした。この実習での経験を今後に生かしたいと思います。横尾小学校の先生方、子どもたち、保護者や地域の方々には本当にお世話になりました。ありがとうございました。 |
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