 |
蓄積型体験学習詳細
体験分野 その他の実習 |
活動の名称 野外宿泊学習 |
実施施設・機関等 北陽小学校(野外体験) |
実施日 2023年9月13日~2023年9月15日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:15時間 |
活動内容の概要
| |
1日目
動物オリエンテーション シャッフルボード すり身作り体験 野外水さん
2日目
イニシアティブゲーム 竹はし作り 焼杉
3日目
部屋の片づけ 恐竜博物館見学
食事配膳 麦茶づくり 就寝前確認 |
活動の総括
| |
1.子どもたちの安全を確保できるように行動する。
今回の実習では子どもたちと寝食を共にし、関わる時間が長かったため、子どもたちの安全面については考える時間が多かった。
活動時の安全確認が多かった。1日目は動物オリエンテーションで日吉自然の家の散策コースの危険個所に立ち、安全に活動できるようにしていた。土はぬかるんでいなかったが、虫が多く、ハチもいた。怪我をしそうなところやハチがいて通れないところの前で声をかけることで安全を確保できたと思う。しかし、前半通さなかったわけではなかったため、公平さに欠けた点もあったため、見つけた時点で先生方も含め、対応を共有し、ポイント計算時に対応できた可能性もあると考えた。
また、炊事活動や2日目の活動では刃物を使う活動があり、注意していた。先生からも特に注意してほしい子どもにつくよう教えていただき、分担して見ていた。説明をしっかりと聞いても忘れたり、理解できていなかったりする子どももおり、多くの目で子どもたちの安全を確保しなければならないと感じた。特に、炊事活動では、班で協力する場面が多く、包丁やかまどの火、食材の調理状況などを適宜確認しながら、一緒に活動した。火を起こす時に、炎の付いたマッチの持ち方が危険で、職員の方に指導していただいた。細かなポイントはすぐに理解できない部分もあったため、危険であることを伝えつつ、教えることもできたのではないかと考えた。
2.適切な接し方ができるようになる。
子どもたちの関わる時間が長く、接し方も悩んだ。1日目は、大学生ということもあり、興奮していて聞いてくれることが多かったが、慣れてくると話し方や態度で気になる点も出てきた。
活動時の触れ合い方について、1日目の活動を通して、どこまで介入してよいのかわからないところも多かった。特にプログラムの時間が細かく設定されていたため、終わりの時間が迫る中での接し方は悩んだ。その点について、基本は子どもたちにさせ、できなければ、俯瞰して、「これしてくれる人誰かな?」「あの子助けてほしそうだよ」とアドバイスするとよいと教えていただいた。2日目以降に実践すると、子どもたちも自分で考えて動く場面を見つけることができ、うれしかった。日常も含め教室の8割はグレーゾーンと考えて接するくらいの方がよいといっていただいたことが印象に残っている。個別最適切な学習や多様な価値観・背景を持つ子どもへの配慮が言われ、教師の対応も複雑になっている。その中で、一人一人の子どもを見る中で、グレーゾーンの子どもも多くなっているため、クラスの多くがグレーゾーンな子どもであると考えて接してもよいのではないかと教えていただいた。偏見ではなく、接しながら考えることを今後の実習で生かしていきたい。 |
←戻る
|
|
トップページへ戻る
|
|