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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 諏訪小学校 |
実施日 2023年5月10日~2023年6月2日 |
実施時間 実施回数:10回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(丸つけ、個別指導)
・休み時間における児童とのふれあい |
活動の総括
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1.「発達段階や個人に応じた適切な支援ができるようになる」について
発達段階に応じた適切な支援に関しては、小学校6年生では自分たちでできるところは教員があまり干渉することなく児童にまかせ、学習における個別指導をする際も考え方のヒントになることを伝え、答えは自分でだすことができるように指導することを学び、実践を通してできるようになってきた。また、小学校1年生と関わる機会もあり、その際は言葉での指導よりも実際に教員がやってみる指導を行う方が児童によく伝わることを学び、実践をすることができた。
個人に応じた適切な支援に関しては、授業内容になかなか向かない児童には、全体の場で指名をしたり、周囲の児童にお願いをしたりすればよいということを学んだため、自分自身も実際に周囲の児童にお願いをして、授業に参加するための工夫を行うことができた。また、切り替えがうまくできない児童には、児童がいる環境や視界を変えるとうまく切り替えられることもあることを学び、その児童の状況や性格にあった支援を試行錯誤しながら行った。集団に対する支援としては、担任が具体的にほめていたり、児童同士の助け合いを促す声かけをしていたりする様子を見て、自分もその場で具体的にほめたり、自分が助けるよりも児童に「あの子、助けを必要としてるみたい」と伝えたりすることを心がけた。集団に対する支援、特に全体への声かけは実践することができていないため、学びを忘れず、10月にある実習や、児童相手ではなくても学生や大人同士の集まりで前にたつ際に実践したい。
10日間を通して、支援に関して様々なことを学び、実践をしてきたが、目の前の子どものことを知り、その子たちに合った支援を行うということは、観察や普段からの関係性の良さが関わってくる部分もあると考えるため、教員になったときには、どの子も同じ子はいないから一人一人と丁寧に向き合っていきたい。また、個人への支援が少しでも減るように、学級や全体への支援、つまり一次支援の質を高められるよう、これからも様々な人から学びを得て、実践し、経験を積んでいきたい。
2.社会人としての対応と児童に対するコミュニケーション力を高める。
社会人としての対応に関しては、時間や言葉遣いなどまだまだ意識できていないところが見つかり、特に言葉遣いは児童の反応や言動を見て、気づくことがあったため、児童は教員のことをちゃんと見ているのだ感じ、身近な大人としての自覚をもつことができた。今後はルールに加え、自分自身のマナーも高める必要があると感じた。
児童に対するコミュニケーションに関しては、だめなものはだめと児童に伝えられるようになってきたのではないかと感じている。ただだめと伝えるのではなく、理由もきちんと伝えたり、落ち着いて話せる雰囲気をつくったりしたら良いということを実践を通して学んだ。また、児童と話す際は、自信のなさや真剣さに欠けると児童にあまり響かないと感じたので、今後も教員として児童の前にたつときは自分を信じて真剣に伝えることを意識しようと思う。
10日間の実習を通して、配当学級の子どもたちについて、子どもたちの暖かさをすごく感じた。学級の様々な場面で助け合い、学級、学年を超えて、どの学年にも思いやりの心をもっている、自分もこのような子どもたちを育てたいと思った。学校生活で一番身近な教員がどのように子どもたちに接するか、声をかけるかが子どもの人格の成長に大きな影響を与えると短い時間ではあったが実感したため、教員の責任感というものも改めて感じることができた。これからも自分を過信せず、学び続け、実践を繰り返す中で様々な実感を得て、今後につなげていきたい。
短い期間でしたが、様々な学びを得る機会をくださりありがとうございました。 |
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