蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

まるちぃさんの記録 2023年10月12日(木)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 梅香崎中学校
実施日 2023年6月1日~2023年10月10日 実施時間 実施回数:10回  実施時間:40.5時間

活動内容の概要
・授業中の机間指導
・合唱コンクールの会場設営
・行事の撮影
・フィールドワークの引率
・掃除の指導
活動の総括
1.児童と信頼関係を築く
 今回の実習では机間指導で生徒たちと関わることができた。また、廊下での挨拶は自分から大きな声でしようと務めた。あいさつに関しては、梅香崎中学校ではワンストップ挨拶の習慣が身に付いている。止まって挨拶を行うことで、相手の顔をしっかりと見ることができ、短い会話を交わすこともできた。また、分からない漢字や文章などを教えると、子どもたちがニコニコ笑ってくれるので、より自分自身に知識を蓄えて役に立ちたいと思えた。先生方は毎日このような思いで生徒と向き合っているのかと思うと、教職は尊い仕事だとますます感じた。短い期間だったので信頼関係は築けたかわからないが、少なくとも仲良くはなれたのではないかと感じる。ただ、生徒と先生という立場であるためある程度の線引きはしておかなければいけないと感じた。

2.授業以外の時間に教員はなにをしているのか観察する
 今回は授業の参加観察が主であったため、授業時間外の教員の動きについてあまり観察することはできなかった。しかし、掃除時間中は生徒と一緒に掃除を行ったり、朝から職員室に来る忘れ物をした生徒や、体調が悪い生徒に対しての対応を見ることはできた。私が印象に残っているのは、教頭先生がお話してくださった「生徒のためを思って必死になるあまり、教員の働き方がブラックだと自分たち自身は気づかずに働いてきてしまった。すぐに解決はできないが、10年20年先を見ながら少しずつ黒をグレーに、グレーを白にしようと現場の教員は務めている」という言葉だ。先生方の努力をどうしたら世間に理解してもらえるのか、自分には何ができるのかを考えさせられた。梅香崎中学校の先生方は仲が良く、職員室でも会話が多い印象を受けた、教員同士が仲が良いということは、しっかりと連携が取れているということである。また、その姿をみた生徒たちにも肯定的な影響を与えることになると考える。そうなると、中学校の雰囲気は中学校の先生方が作り出しているため、保護者や地域との連携を図る前に、教員同士の連携が非情に重要なのだと考えた。

3.現在の特別支援について理解を深める
 今回の実習では特別支援の国語の授業を2回参加観察した。四字熟語かるたやことわざかるた、反対語かるたなど楽しく勉強を行う授業であったり、キュビナという学習教材を用いて、小学2年生や3年生の問題から徐々に難易度を上げていくという方法で授業を行ったりしていた。創意工夫されていて、生徒自身も楽しんで勉強をしているように見えた。また、生徒が1つ問題が解けると、教師が「お~!」「すごい!」「わかってるね~!」などリアクションを大きく取り、生徒が自信を持って問題が解けるようにサポートをしていた姿から、教師の声掛けが生徒のやる気を引き出すためにいかに効果的なのかを学んだ。解けない問題があると、意味や熟語の構成を一緒におさらいしており、根本的な部分から理解してもらおうとする姿が印象的で、その際、分かりやすく言葉を噛み砕いて説明しており、普段の生活から硬い言葉の言い換えが何になるのか意識しながら生活していきたいと感じた。

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