蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

g3x7Cさんの記録 2023年7月1日(土)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 蓄積型体験学習(学習支援実習) 実施施設・機関等 長崎市立 飽浦小学校
実施日 2023年5月19日~2023年6月30日 実施時間 実施回数:7回  実施時間:42時間

活動内容の概要
・国語、算数などの教科指導
・生活、音楽の授業での配慮が必要な児童への支援
・休み時間などにおける児童とのふれあい
・給食指導の補助
・プール掃除
・運動会の会場設営
活動の総括
1.少人数学級での教育のあり方を学ぶ
 少人数学級での授業の様子などを見て印象的だったのが、複式での音楽の授業の様子でした。3年生と4年生の組み合わせだったのですが、ピアノの音に合わせて木琴を演奏するときに4年生が3年生の児童に教えたり、アドバイスをするようにさせていました。また、1年生では帰りの会のときに、その日のことで他の児童のよかったところなどを発表させていたのも印象的でした。私が実習で入った最初の週のときは子ども達もあまり発表できていない様子だったのですが、実習最後の週になると子ども達は積極的に自分の見つけた他の子の良かったところを発表するようになっていました。子ども達が他の子一人ひとりの良いところを探すことができるのは、少人数学級のメリットだと思いました。
 複式学級で上級生が下級生の子を教える仕組みや、他の児童のよかったところを見つけて発表させるなど、少人数学級ならではの特性を活かした指導を学ばせていただきました。

2.通常学級での支援ができるようになる
 私は特別支援学級の配属でしたが、交流学級での学習の際に通常学級に入らせていただくことがありました。通常学級の児童でも、もともと支援級にいた子やその反対に支援級に移行するための話し合いがされている子、さらには発達障害の可能性がある子もいるので、そうした情報を念頭に指導を行うことが大事だと思いました。またこうした子たちのなかには、授業中に他の子にいたずらをする子や、注意がそれて別のことをしてしまう子もいるので、自身の反省も含めてそうした児童に対して注意を向けておくことが大事であると学びました。

3.社会科以外の教科教育についての知識・理解も深められるようになる
 たんぽぽ学級では国語と算数を中心に教科指導をさせていただきました。そのなかでも算数の暗算では10と1のかたまりを図示して計算させることや、足し算では指を使って数えながら計算させるなど、先生の指導の仕方を見て学ばせていただいたり、それらを参考に教えることができたと思います。
 また社会科以外の学習という意味では、今回の実習で平和学習の重要性にも気づきました。ちょうど実習があった日が沖縄慰霊の日だったことから、たんぽぽ学級では沖縄戦に関する絵本の読み聞かせがあったり、音楽の時間に「折り鶴」を歌う学習がされていました。そのなかでも被爆体験講話を聴かせていただいたことは子ども達にとっての貴重な経験になったと思うと同時に私自身の学びもなりました。実習生という立場ではありますが、私自身も子ども達と一緒に平和の重要性を学ばせていただいた実習でした。

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