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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 諫早市立 北諫早中学校 |
実施日 2023年9月12日~2023年9月15日 |
実施時間 実施回数:4回 実施時間:25時間 |
活動内容の概要
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・登校指導(挨拶運動)
・授業中のサポート(個別指導、話し合いのサポートなど)
・休み時間や昼休みにおける生徒とのふれあい(提出課題の支援、給食指導、掃除など)
・放課後学習会対応 |
活動の総括
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1.”教師の仕事を理解する”について
実習では、先生方の授業を観察しながら、机間指導を行うことが活動の中心であった。「授業構成を考えること・プリントや板書の準備・スライドの準備・小テストの採点・宿題の確認」のように授業を観察することを通して、教師の仕事が沢山あることを知ることができた。
授業以外でも「環境整備指導・挨拶運動・行事指導・部活動」など様々な仕事があった。特に、行事指導は合唱コンクールや修学旅行といった、生徒にとって一度きりの行事を成功させるために必要な仕事であり、先生方も特に力を入れて取り組んでいることを知ることができた。
また、実習期間に大雨の影響で、生徒の登校時間が変更になるという出来事があった。緊急時も先生方は通常通り出勤し、生徒が安全に登校できる方法を考えたり、学校に迎えるための準備を行ったりする必要があることを知ることができた。
2.”自分から考えて行動する”について
実習の中で、数学の授業を観察する時間と、準備をする時間の2つが設けられていた。最終日は3時間目までの観察で、準備が1時間設けられていたが、理科の授業にも興味があったことから、準備の時間帯に理科の授業を観察させていただいた。教科が変わると、教員に求められる準備や技術が変わることを知ることができた。
また、実習全体を通して生徒とのコミュニケーションを積極的にとるように意識していた。昼休みは校舎を巡回して、生徒と話をしたり、勉強を教えたりと自分にできることをしていた。放課後の学習会では、教室に入ってこれずに廊下にいる生徒に対して、入ってこれるように声掛けをして、勉強を教えていた。勉強を教えることで、生徒が苦手とする箇所が共通していることを知ることができた。教員となった時に、テスト以外の場面で生徒の苦手とする内容を知ることができるはずなので、苦手とする内容を克服しやすいようなサポートをできるようになることも必要であると感じた。
3.”注意点・ポイントを身に着ける”について
先生方と話す機会があったことから様々なことを教えていただくことができた。授業の中で、特に2つ意識しておく必要があるということを教えていただいた。
1つ目は「関連内容を復習する」ということである。特に3年生の授業で意識する必要があると感じた。授業を観察した時に行っていた内容は「y=ax^2」であったが、授業の中で「比例」「反比例」「一次関数」の内容を総復習しながら、生徒の知識定着を図っていた。受験勉強と授業を同時進行するためにも、このような方法を参考にして授業を行いたいと感じた。
2つ目は「授業の構成」についてである。実際に先生と話した時に「1番学んでほしいことを最初に決める」ということを聞いた。核となる部分を先に決めておけば、その内容が伝わりやすいように例を示したり、先ほど述べたような復習をする機会をとったり、問題演習をする機会をとったりという、工夫する内容を決めやすいということを知った。この方法は、将来教員となった時や教育実習での授業づくりに非常に役立つことであると思うので参考にしたいと思う。 |
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