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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 大浦小学校 |
実施日 2023年5月21日~2023年9月15日 |
実施時間 実施回数:6回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート
(丸つけ、個別指導など)
・休み時間や昼休みにおける児童との関わり
(提出課題の丸つけ、給食指導、清掃指導、遊びなど)
・テストの丸つけ
・運動会の補助 |
活動の総括
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1.“現場の先生方の動きを学ぶ”について
来年は私自身も現場に出ることになるということで、初任の先生のクラスとベテランの先生のクラスの両方に入らせていただけたことは貴重な機会だった。
初任の先生は、授業のやり方や提出物の出し方、連絡帳の書き方、給食指導など、ベテランの先生のやり方を真似されていたことが多かったり、何か子どもたちに指導をする際に、ベテランの先生とよく連携を取りながら行われていたりと、自分のやり方を少しずつ獲得されていっているのだろうと感じることが多かった。私も来年は自分がどの学年の子どもをもつのかということや、朝の会から帰りの会まで実際に自分一人で受け持ったことがないため、分からないことばかりであるが、他の先生の真似をしたり、自分から教えてもらいに行って、自分のやり方を確立していきたいと思った。
2.“各学年の子どもたちに合わせた支援が行えるようになる”について
私は今回の学習支援実習で4年生に配属され、1週間を過ごした。昨年が附属小学校の実習で5年生に配属されたため、その1学年下ということであったが、4年生の子どもたちはある程度自分で考えて行動ができるが、授業中にふとした瞬間に集中していないというような面も見られた。しかし、昼休みに一緒に鬼ごっこをして遊んだ際に、みんな全力で逃げたり追いかけたりする姿からは、どの学年の子どもも、みんなで楽しく遊ぶことは好きなのだろうと感じた。
授業中や休み時間にその場で指導を受ける子どもが5年生を見たときよりも多いように感じたため、子どもたちに何を大切に学校生活を過ごすのかは考えさせ、教師と子どもで同じ認識を持って指導にあたることは必要だと思った。
3.“ICTの活用について学ぶ”について
私が実習を通して見たICTの活用として、授業で教科書や動画を見る際に、電子黒板に映して一緒に確認しながら授業を進められていたり、JAMボードを使って気づきをあげたり、NHK for schoolを見るときに使われていたということがあった。
電子黒板を使うと教科書の拡大や縮小が自在にでき、子どもと一緒に作業を進めていけるため、今何をすればよいのかということが分かりやすいため、どの授業の時間でもよく使われていた。また、JAMボードの活用では、子どもが他者の意見を見ながら作業を進めることができ、自分の意見がなかなかまとまらない子どもでも、一つは意見をあげることができていたことがよかったと思った。クロムブックで作業をする上で、他の人の意見を変えないということや、作業をする場面とやめる場面にメリハリをつけるなど注意すべき点はあるが、ノートに自分の意見をまとめるよりも、全体的に子どもが意欲的に活動に取り組んでいたため、使ってみることが大切だと思った。
4.”社会科教育についての知識・理解を深めるについて
今回の実習では、社会科の授業を一度しか見る機会がなかったため、多くを観察することはできなかった。しかし、子どもから社会は難しくて苦手ということを聞いた機会があり、確かに自分自身も小学4・5年生の時は社会はあまり好きではなく、学ぶことが楽しいと思うことができていなかったということを思い出した。自分と繋がっている社会のことを学ぶのだが、自分自身との繋がりをあまり感じられず、どこか遠いものとして他人事のように感じていたからだ。小学校では3年生で自分の住む市やまち、4年生で県、5年生で国土と、学ぶ範囲がどんどん広がっていくため、社会が苦手な子どもにしないために、授業の内容や指導の方法をどれだけ自分と結び付けて考えられるかということを大切にして行っていきたいと思った。 |
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