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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 村松小学校 |
実施日 2023年6月23日~2023年7月14日 |
実施時間 実施回数:6回 実施時間:20時間 |
活動内容の概要
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・授業中の補助(個別指導,机間指導など)
・授業の参加観察
・テストや課題の採点
・校務の手伝い(理科室の備品整理など)
・校外学習の補助 |
活動の総括
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①先生の児童との関わり方について
低学年に対してはできていないことを叱るのではなく,「○○さんとても姿勢がいいですね」「〇班速いですね」などポジティブな声掛けをすることで他の児童も感化されることが多かった。また,授業中先生と児童が一対一で話しているときに他の児童が割り込むように先生に向かって話し始めると,先生はそれに一切反応しないようにしていた。その児童との話が終わってから初めて他の児童の方を向いて,「誰かと話しているときに割り込んで話に入ってはいけない」ということを暗に示していた。
大事なことを言うときは大きく,ゆっくり話していた。また,静かに話を聞いてほしい時に大声を出すのではなく,声のトーンを落とすことで自然に児童が静かになるよう工夫していた。
②効率化の方法
基本的に先生は皆休み時間や児童が自習している時間に丸付けをしていた。
宿題に関しては,授業中の問題演習をそのまま課題にするなど,授業中に教科書内から課題を出すことが多い。時間がどうしても取れないときは,算数プリントの課題などは算数の授業時間に丸付けを児童同士でさせることもあると聞いた。
③教室の工夫
漢字が苦手だという2年生の教室には最近の授業で取り扱った漢字が5つほど掲示され,いつでも児童の目に留まるようにしてあった。こうすることで児童が漢字を目にする機会が増え,自然に覚えることができるようになる工夫だと思った。また,低学年の教室には図工で児童が作った作品が飾ってあった。
中学年の教室には児童が作った係活動の紹介や,1人1人の自己紹介の文章が背面に掲示されていた。児童一人一人の国語や社会のレポートや掲示物を入れておくためのファイルに1年分入れていく予定のようだった。また,リコーダーを入れる箱や児童の名前のネームプレートを用いたり,ランドセルの向きを統一するなど,過ごしやすい工夫もされていた。
④授業の進め方
算数の授業を視聴することが多かった。どの先生も教科書通りに授業を進めていっており,教科書の発問を参考にしていた。
低学年の体育の授業では準備運動の後,線おになど遊びのような活動を取り入れることで児童が楽しいと思う工夫をしていた。
ICTについては,5年生は班ごとにGoogleスライドを作っていた。5年生の写真や文字の挿入やスライドの共有といった基本的なことはほぼ完璧にできるレベルだということが分かった。レイアウトや細かい編集にサポートが必要だった。 |
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