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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 山里中学校 |
実施日 2023年6月10日~2023年9月15日 |
実施時間 実施回数:6回 実施時間:44時間 |
活動内容の概要
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・授業の様子を参観
・生徒の学習サポート
・授業外(廊下などの場所)でのコミュニケーション |
活動の総括
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①”生徒への適切な支援や声掛けができるようになる”について
今回の実習では、前半と後半で実習内容が異なり、実習の目標に掲げた2項目については、前半の実習の方が色濃く経験できたかと思う。
前半の実習では、主に中総体のリモート応援の監督を行った。私は、3年生と1年生を担当した。2日間の日程の中でそれぞれ4時間ずつ対応した。特に1日目の3年生の監督に入った時は、他に先生がいらっしゃらなかったため、どのような雰囲気で進めるか悩んだ。しかし、そのクラスは明るく仲が良い雰囲気だったため、他クラスに影響が出ない範囲であえてワイワイとした雰囲気で応援することにした。この方針をとったことで、良かった点があった。それは、スポーツに詳しい生徒が分からない生徒に解説することで、教え合いの関係構築を進められたことだ。また、生徒同士で教え合う事で分からないことを気兼ねなく質問することができる。生徒への関わり方としてこの場面では軽快に言葉を交わすことを意識した。私自身も生徒の輪に多少でも関わることで、雰囲気作りに貢献し、とてもよい環境で応援を行うことができた。
②”授業外での生徒とのかかわり方を学ぶ”について
授業外での生徒とのかかわり方については、後半の実習で色濃く経験できた。私は2年生のクラスを主に担当した。授業以外では主に廊下でのすれ違いなどちょっとした場面でのかかわりになったが、心掛けたことがあった。それは、親しみやすさと厳しさの使い分けである。これは、①で記述した中総体の応援が関係する。この時、生徒に親しみやすいように接していたため、新学期が始まった時、友達のような話しかけ方をされそうになった。そのため、言葉遣いや所作を丁寧に行うなど教員と生徒と言う立場の違いを明確化させて伝えた。私自身も学生時代に経験があるが、こういった場合に親しみやすさのみを出しすぎると、生徒の言葉遣いや態度が失礼なものになり、他の人に接する際、悪い影響を与えてしまう可能性がある。その経験をあらかじめ生徒たちにわかってもらうため、あえて後半の実習では距離を一定に保つことを意識した。しかし、仏頂面で学校を歩くのではなくあいさつを交わすときや話しかけてもらえた時は笑顔で対応していた。生徒であり、一人の人としても生徒と対峙することで、どうすれば授業外で生徒と上手く関わることができるか学ぶことができた。 |
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