蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 西城山小学校 |
実施日 2023年5月21日~2023年6月28日 |
実施時間 実施回数:8回 実施時間:45時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(机間指導、要支援児童への支援)
・事務作業補助
・授業の参加観察
・休み時間の子どもたちとのふれあいと安全管理
・給食指導の補助
・清掃指導
・運動会の補助(子どもたちの誘導、用具の準備、競技補助、ゴミ拾い、会場撤去作業) |
活動の総括
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1.“年齢や発達段階に応じた適切な支援ができるようになる”について
今回の学習支援実習では小学2年生への学級配属だったが、主免実習で配属された5年生とは、四則計算の選択や計算速度、書字のバランス、遊びの内容や給食の配膳スピード等に差が見られた。また、2年生の間でも、学習の理解度や言動に差異があり発達段階の個人差が見られた。これを踏まえて、一人ひとりに応じた説明などで発達段階に応じた支援ができたように思う。
2.“学校規模に応じた教師に求められる力を学ぶ”について
今回の実習校は適正規模校でクラスの児童数も適正数以下だったため、ある程度指導しやすさがあると考えていたが、そうではなかった。授業中に教室を飛び出す児童がいるなど、指導の範囲が教室という枠を大きく外れていた。規模と指導のしやすさに比例関係はなかった。授業中に教室を出ていくような児童も廊下や玄関、家庭で視聴する動画の中に様々な学習材料を見いだし知的好奇心を抱いているということを知り、「手のかかる児童」というレッテルだけでは分類できないように感じさせられた。それ以外にも、運動が苦手な児童が実習最終日の体育の時間に楽しそうにゲームに参加し、絵が苦手な児童が絵日記のスケッチを完成させる様子は、子どもの成長を肌で感じることができ教職の素晴らしさを再確認できた。実習開始当初に思い描いていた学びとは少し違ったものの、大変充実した学びを得られた。 |
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