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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 諫早市立 西諫早小学校 |
実施日 2023年5月22日~2023年7月14日 |
実施時間 実施回数:6回 実施時間:25時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(丸付け、個別指導など)
・休み時間における児童とのふれあい(提出課題の支援、遊びなど) |
活動の総括
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1.“児童とコミュニケーションをとる”について
学習支援実習の初めは児童とのかかわり方に悩み、なかなか積極的に関わることができませんでした。しかし、日が経つにつれて一緒に活動していく中でこちらから児童に関わっていくことはもちろん、児童の方からもコミュニケーションを取ってくれるようになりました。特に運動会の係り活動や田植えでは児童と一緒に活動することが多く、自然とコミュニケーションを取ることができました。このことをきっかけにその後の実習では児童が分からないことを質問してくれるようになるなど、信頼関係が築くことができたのではないかと考えます。休み時間の関わりだけでなく、行事や授業中の丸付けの時の関わりなど児童と関わる機会を多く与えていただき、場に応じた児童とのかかわり方について考えることができました。一方で、どのように接すればよいのか、声掛けを行えばよいのか悩んだ場面も多くありました。難しい場面もありましたが、先生方の児童とのかかわり方を観察し学ぶことができました。
2.“行事等について知る”について
今回の実習では2つの行事に参加させていただきました。運動会ではこれまでは参加する子どもの側でしたが、支援者側として運動会に関わることができました。一生懸命に取り組む児童の姿を間近で見て感動しました。練習から先生方は児童たちが一生懸命に取り組むことができるように声をかけており、運動会本番では児童の練習を大きく上回る頑張りを見て、児童の成長を感じることができました。自分が子どもの時に意識したことはありませんでしたが、全力で取り組むことや仲間と力を合わせること、係り活動に責任をもって取り組むことを児童は学んでいるのではないかと思いました。
田植えは私自身初めての経験でしたが、児童と一緒に田植えを経験することができて、とても良い機会となりました。はじめは慣れない泥の感触にそわそわしていた児童も、慣れてくると真剣に、また、楽しみながら田植えに取り組んでいました。泥遊びでは、田植えに真剣に取り組んでいた姿と泥遊びで全力で遊んでいる姿のギャップが印象に残っています。泥の感触や田んぼにすむ生物に触れて、遊びを通して自然に親しんでおり、自然に親しむということ、遊ぶことの良さ、大切さについて考えることができました。
3.“学校の工夫を知る”について
クラスの掲示物では、毎日、一日の出来事や児童の良かったところを伝えており、クラスでの成長をいつでも子どもたちが確認することができるように工夫されていると感じました。また、廊下の掲示にはスリッパの並べ方についてや運動会の目標なについてなど、児童が必ず目にするところに児童に考えさせるような工夫がなされていました。図書室では児童に読んでもらいたい本を借りるように促す取り組みがなされていたことが印象に残っています。学校の様々なところにある掲示物も児童の学びに関わる大事な環境であると思いました。
今回の学習支援実習では児童と教師の関わりや、学校行事、学校の環境の工夫について多くのことを学ぶことができ、とても充実したものになりました。今回の経験を活かして、今後も勉強していきます。西諌早小学校の先生方、子どもたち、保護者や地域の方には大変お世話になりました。ありがとうございました。 |
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