蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

r07vhさんの記録 2023年5月30日(火)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 長崎市立 大園小学校
実施日 2023年5月19日~2023年5月28日 実施時間 実施回数:4回  実施時間:20時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(丸付け、個人指導など)
・休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい(給食指導、遊びなど)
・運動会準備・当日のサポート
活動の総括
1.「児童にまみれる」について
 実習期間は4日間という短い間でしたが、児童と積極的にコミュニケーションを取ることができました。4年生のクラスに参加し、給食指導や遊びを通して児童と会話し、コミュニケーションを取ることを意識しました。また、担任の先生が私をサポートティーチャーとして授業に参加させてくださったり、質問コーナーの時間を設けてくださったことで、授業時間の中でも児童とコミュニケーションを取ることができました。児童の輪の中に入って過ごすことで、観察するだけでは分かりずらかった一人一人の特性や、児童同士の関係性を掴むことができました。

2.「先生方の支援を参考に実践する」について
 今回参加させていただいたクラスの中に、集中してノートを書いたり、話を聴いたりすることが苦手な児童がいました。その児童に対して、先生は頭ごなしに叱ったり、強制したりするのではなく、席を移動させて環境を変えたり、「書かなくていいんですか?」という問いかけをしたりしていました。そして、私がその児童に一時間つくことになった際に、先生から「ノートを書くことが苦手なので、できるところまででいいですよ」という支援上のアドバイスをいただきました。このように、「その児童にとってのできる限り」をさせるという考え方が勉強になりました。私の今回の目標は実践にあったので、先生の声掛けを参考に、「先生が書いているところ書かなくていいの?」や「どっちが早くめあてを写せるか勝負しよう」という風に強制ではない言葉選びを意識して実践しました。すると、児童が「○○しなさい」という声掛けの時より前のめりに取り組むようになりました。今回の学習支援で、支援の方法は様々で、教師の声掛け一つで児童のできるを広げることができるのだなと実感しました。

3.「実践型の授業の工夫を学ぶ」について
 実践型の授業として、理科で「ツルレイシの種まき」を行いました。ただ種まきをした、種まきができて楽しかったという感想だけで終わらないための工夫として、児童に種まきをした後に適している置き場所を考えさせたり、天気や気温との関係性を考えさせたりしていました。また、運動会では高学年には係が割り当てられており、閉会式後に係ごとに起立しみんなで拍手を送る時間が設けられていました。運動会は、授業より行事としての面が強いですが、その中でも、児童が責任をもって自分の役割を全うする機会や、達成感を味わう場面があることで、楽しいの先の学びを得ることができると感じました。そして実践型の授業にも、役割をもって取り組ませることや、達成感のある活動目標を設定することは、工夫として取り入れることができると感じました。

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