蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

38f5iさんの記録 2023年11月16日(木)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 個別学習指導・集団適応指導 実施施設・機関等 長崎市教育研究所 適応指導教室
実施日 2023年6月6日~2023年10月13日 実施時間 実施回数:8回  実施時間:40時間

活動内容の概要
【通常日の活動内容】
・集団適応指導(児童生徒と一緒に活動や運動をする)
・学習時間に丸付けや指導
・一緒に昼食を食べる
・清掃
・美術部の活動交流(その日に作成した物の鑑賞会)

【水族館見学の活動内容】
・集団適応指導
・引率
・昼食を児童生徒と一緒に食べる

【野外活動の活動内容】
・集団適応指導
・引率
・昼食を児童生徒と一緒につくる
・一緒に昼食を食べる
・食器類の片づけの指導
活動の総括
1.“児童生徒との関わり方を学ぶ”について
 職員の方達は、子ども達が安心して毎日通うことができるように積極的に親しみやすい声かけを行っていた。また、一人でいる子ども達に対しては、周囲の子ども達と関わることができるように、「○○さんも一緒にやる?」や「○○さんの見てみて」等のように子どもと子どもを繋ぐ声かけを行っていた。以上から家庭や学校以外で、この「ひかり」教室が子ども達のもう一つ居場所となるように温かい声かけや、学校へ行くことに対しての激励の声かけを大事にしているように感じた。
 また、子ども達との距離感は通常の「教師と児童生徒」よりも近く、これも子どもたちの精神面を安定させるために大事な事だろうと感じた。
2.”集団適応指導の仕方を学ぶ”について
 集団で活動することに対して苦手意識を感じていたり、避けている子どもと関わる際に、その子どもが好きなことや、興味があること、あるいはその子どもが心を開いている職員や子どもと一緒に過ごさせることで徐々に小さな集団から大きな集団で活動できるように段階を踏んでいたように感じた。また、子ども達が自信を持って集団生活の輪に入ることができるように称賛の声かけや肯定的な声かけを大事にしていた。このような肯定的な声かけを続けることで集団での自分の存在意義や自己効力感等が芽生えてくるのだろう。
3.”児童生徒に対する学習指導を学ぶ”について
 子ども達が学習に対してどうしても前向きになれないときは、無理やり学習させるのではなく、学習を中断させ、リフレッシュタイムを取らせることで、子ども達の学習に対するマイナス的感情の軽減を図っていたように感じる。
 また、子ども達は学校や家庭から持参した学習課題を解いており、必要に応じて職員が、その子の学習進度に合わせてゆっくりと指導していた。子どもたちも自分のペースで学習できることから、出来る範囲で着々と頑張る姿勢が見受けられた。

←戻る

トップページへ戻る

ID:
パスワード:

ガイド
ファイルダウンロード
  • 現在登録されておりません。
 一覧を見る
リンク

長崎大学教育学部教育実践総合研究棟事務室 〒852-8521 長崎市文教町1-14 TEL 095-819-2291 FAX 095-819-2292
Copyright© 2005 Faculty of Education,Nagasaki University.All Rights Reserved