蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

ゆうかさんの記録 2023年9月19日(火)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 伊良林小学校
実施日 2023年5月21日~2023年9月15日 実施時間 実施回数:6回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(机間指導、丸つけ、個別指導など)
・休み時間や昼休みにおける児童との触れ合い(提出課題の支援、給食準備、教室掃除、遊びなど)
・運動会の手伝い(児童係、用具の準備、片付け、児童のサポート)
活動の総括
1.“その子、その学級の実態に応じて指導し、全力で向き合う”について
 本実習では、4年生と2年生、そして全学年の特別支援学級など、幅広く関わることが出来た。通常学級では、個人の目標を大事にするというよりも、全体が上手く進むことを中心に授業を行っているが、特別支援学級では、実際に授業をやってみて、その場でつまずきを見付けて支援するという形だった。4年生と2年生でも、子ども達に求められるものが違い、4年生では当たり前にできることが2年生ではできないことも多く、その学級に応じてどういう指導が一番良いのかを考えながら関わることが大事なのだと分かった。
 また、特別支援学級の先生方は、子どもに対して押し付けるような伝え方では子どもが主体的に考え行動する機会を奪ってしまうので、子どもが自分で考え行動できるような「きっかけ」を作っていた。そのきっかけは一人ひとりに合った色々な方法があるので、今のその子の気持ちに寄り添いつつ、次の行動に移れるようなきっかけをつくり、見守り待つことが大切なのだと、子ども達と関わる中で思った。私は、寄り添うことや全力で向き合うことはできたと感じているので、あとは、その子に合わせたきっかけを作り、適切な指導ができるようになりたいと考える。

2.“子ども達を多面的に見る”について
 本実習では、登校から下校まで1日を通して子ども達と関わることが出来た。学習面や生活面で様々な子どもの姿が見えてきたが、どの先生方も子どもの少しの変化に気付き、認めて褒めることを徹底していた。すると、子ども達は嬉しそうにもっと頑張ろうとしていたので、多面的に子どもを見て、認めていくことが、子どもの自己肯定感を高めるのだと気づいた。子どもは一人ひとりみんな違うので、子ども達をよく見て、その子が持っているメリットを伝えるようにしていけば、子どもの自己肯定感は上がり、一歩踏み出す原動力になるのではないかと思った。

3.“子ども達との信頼関係を築く”について
 実習期間中は6日間で毎回配当学級も変わるので、信頼関係を築くことが出来るか不安だったが、子ども達に寄り添い、目の前の子どもと誠実に関わるようにした。授業だけではなく、休み時間に何気ない会話をしたり、一緒に遊んだりするなどしていく中で、「この子はこんなことが好きで、これは苦手なんだな」と見えてきた。そこから指導方法や必要な支援が分かるので、子どもと色々なことをやってみることが、信頼関係を築く上で大事なのだと学んだ。 

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