蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

岩室 玲香さんの記録 2023年11月20日(月)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 高城台小学校
実施日 2023年5月16日~2023年11月17日 実施時間 実施回数:10回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート
・休み時間に児童と遊ぶこと
・運動会や交歓会での準備・片付け、サポート
活動の総括
1.それぞれの児童への支援について
 今回の実習を通して、一人一人の児童に対して、学習面においても生活面においてもそれぞれ一貫した目標を意識して関わることの重要性を学んだ。その児童にとって、難しすぎず簡単すぎないもう少しでできるような課題を設定し、将来を見据えて今何ができるようになったら良いかを考えた上での関わりが必要だと分かった。その中で、支援の見極めは重要であり、先生方は児童に対して、自分でできることは基本的には自分でさせる、取り組んでいる姿に対してしっかりと褒めることが大切にされていた。また、それぞれの児童が好きなものをご褒美として準備したり、児童の中には、教師が近くにいることで課題が進む子もいれば、児童一人の方が取り組みがはかどる子もいるため、前者に対しては近くで取り組みを見ながら称賛をし、後者に対しては遠くで見守るなどその子に応じた関わりの工夫されていることが分かった。

2.休み時間の児童との関わり方について
 今回の実習では、主に中休みの時間に児童と遊ぶことができたので、その時に関わり方について多くのことを学んだ。まず、児童と遊ぶ時には、児童の目線に立って、自分自身も全力で遊ぶことを大切にした。児童と全力で遊ぶことで、児童との関係性が深まったり、授業中には見られない児童の姿を見ることができるため、児童の好きなことや新たな一面を知ることもあったりと児童理解のために重要だと考えた。また、児童と遊ぶ中で、児童同士の関わりを促すことを意識した。例えば、おままごとであれば、一人一人の役割をみんなで考えて、その役割に合った声掛けを促すことで、児童同士が自然と関われるようにした。これらは、先生方が児童と遊ぶ時に、先生方が遊びのきっかけを作って、児童同士が上手く関わって遊びをつないでいっている時には、先生は少し引いた位置で見守るといった関わりをされている姿から学んだ。

3.学校行事での支援について
 今回の実習では、運動会と交歓会に参加した。学校行事では、先生方の連携の重要性を学んだ。特に特別支援学級では、どの児童につくか、その子にどのような支援をするかなどを事前にしっかりと打ち合わせをしておき、適宜情報共有をされている姿が印象的であった。また、学校行事では想定外のことも起こりうるので、その時に瞬時の判断をし、臨機応変に対応をすることの重要性が分かった。私も想定外のことは起こるものだという気持ちで、今後冷静に対応していきたいと考えた。


 高城台小学校での実習を通して、愛情を込めて子どもと関わる先生方の姿から多くのことを学び、子どもの成長を間近で見ることができて、改めて教員という仕事に憧れや魅力を感じました。来年から教員として現場で働く時に、今回の実習での多くの学びをしっかりと活かしていきます。
 高城台小学校の先生方、子どもたちには大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

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