蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

Cy50Aさんの記録 2023年11月13日(月)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 長崎市立 手熊小学校
実施日 2023年11月13日~2023年11月13日 実施時間 実施回数:6回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(まる付け、個別指導など)
・休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい(遊び、身支度など)
活動の総括
目標1“極小規模校ならではの特徴を知る“について
 本実習を通して、極小規模校ならではの特徴、中でも人との関わりについて二つ見つけることができた。
 一点目は児童どうしが互いに理解していることである。本学校では全校の児童が一緒になって活動する場面が多く設定されている。また、ほとんどの児童が1年生から本学校に通い児童の転校・転入などが少ないため、児童どうしの付き合いが長い。以上のことから授業中や休み時間など、相手を理解した行動や関わりが見られた。
 二点目は教師が担任しているクラスの児童だけでなく、他のクラスの児童のこともよくわかっていることである。職員室では定期的に情報交換会が行われており、全校児童の様子などについて情報共有がなされている。また、教室を超えて児童らが関わりを持っているため教師が他のクラスの児童を見ていることが多かった。これらは児童の人数が少ないため教師が知っている範囲、見ている範囲が他クラス、他学年に及んでいるのではないかと思った。


目標2.問題解決学習について
 本実習を通して、子どもたちが自ら学習を進める様子が多く見られた。これは複式学級ということも大いに関係しており、複式学級での授業となる場面が多いため、教師が常に児童の傍に付いておくことができず児童自らで活動を進める必要性があった。一方で教師が見ることができないため、問題解決活動を進め、間違っていたときにすぐに修正をすることが難しいという問題があった。例えば児童が困っているときは周りの児童が教えてあげたり、自分と他の意見を交換したりしていた。問題解決を行う場面はあまり見ることができなかったが、問題解決を子どもたちの力で行うために必要な工程、“自分の意見を伝え、相手の意見を聞き、それを踏まえてもう一度考える”が子どもに身に付いてきている様子が見てとれた。

目標3.特別支援教育について学ぶ
 本実習を通して子ども一人一人に合った場所で学習をすることはとても大事なことであると思った。通常学級での学び、特別支援学級での学び、などそれぞれに良さがある。今子どもがどのようなところに困り感を持っていてどのようにしたら改善・克服できるのかそれを教師が常に考えておく必要がある。さらに、子どもが学習を行う前提の条件として安心して自信をもって頑張れる環境が必要である。その環境がどこなのかよく考え、整えることが大事だと考えた。本実習においては教師一人一人が一人一人の子どもにしっかりと向き合い大切にしている様子が見られ、以上のことについて考えられていた。

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