蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

35gxBさんの記録 2023年10月19日(木)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 諫早市立 真崎小学校
実施日 2023年9月19日~2023年10月15日 実施時間 実施回数:4回  実施時間:25時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(丸付けやノートチェック、学習支援等)
・休み時間での児童とのふれあい
・給食指導
・放課後クラスでの事務作業(掲示物)
・運動会運営サポート
活動の総括
1.「児童とのコミュニケーションの大切さを知る」について
 私は二年生が担当学年になり、学童でもともと知っていた子が多く、仲良くなるまでの段階が省略されたスタートだった。その中でコミュニケーションについて大切なことを学びました。それは、積極的に会話することでその児童の今の気持ちや考えていること、表情など児童の変化にすぐ気づくことができるという点です。会話を通して仲良くなれるのはもちろんですが、先生方は会話中に出てくる言葉や表情に意識を向けることを大事にしているのだと学ぶことができました。また、コミュニケーションをとることで児童からの信頼を得られることを強く感じました。最初は恥ずかしそうに私をちらちら見るだけだった児童が、3回目の実習の際には家であったこと、学校であったこと、お友達との話、通学路でのお話などいろいろなことを話すようになってくれました。これは教師にとってうれしいことでもあり、家庭での様子や悩み、不安などを見つけ出すことができる大事な情報なので信頼を得るためにコミュニケーションをとることの大切さを改めて感じました。

2.「教員として求められる力を学ぶ」について
 私が実習を通して教員として求められる力は「児童のことをよく見ることができる力」「人の話をよく聞く力」であると思います。私がこれらの力の大切さを学んだのは授業中です。授業中、先生方は児童の表情や態度を見る時間が黒板に板書をしたり教科書を見る時間よりも圧倒的に多く、児童をよく観察していることが分かった。特に印象的だったのは板書をして児童に後ろを向けているときにも「〇〇さんちゃんと板書ノートに書いてる?」とまるで後ろにも目があるように児童の姿を見透かした声掛けをしていてとても驚きました。これは普段から先生が児童の様子をよく観察し、児童のことをよく理解しているからこそできる声掛けであり、私も心がけたいと思いました。また、授業中の児童の表情だけでなく発言にも耳を傾けて授業を行っていたのが印象的だった。国語の授業での児童のつぶやきを全員に共有し、パソコンで調べてみんなに見せたのは、児童の学習への理解を深めるだけでなく小さな気づきや気になったことを自分で調べる自発性を養うことができるため、どんな場面でも話をよく聞く力を今のうちから意識づけて行動したいと思います。

3.「授業の工夫を学び、今後に生かす」についてである。
 授業の工夫ではどの授業でもパソコンやテレビを使って今まで以上に効率化した授業が行われていて、ICT教育についてもっと勉強しておく必要があると思いました。また、先生が授業をする際に特に意識されていると感じたのは「メリハリをつける」ことであったと思います。算数でも国語でも音楽でも、話を聞くときは鉛筆を置いて先生の目をしっかり見ることを、問題を解くときや自分一人で考えるときは誰とも話さずにじっくり集中することを意識づけるような声掛けを多く聞きました。それに対し、児童もそのメリハリを心がけてより授業への集中力が高まっていて、私もメリハリのある授業を行いたいと思いました。

今回、真崎小学校で25時間という短い時間でしたが、教師に必要な力や子どもとのかかわり方、授業での工夫などさまざまなことを学ぶことができ、今まで以上に小学校の先生になりたいという思いが強まりました。今回学んだことを忘れずにこれからの大学生活も頑張ります。ありがとうございました。

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