蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

つるさんの記録 2011年2月13日(日)
体験分野 ボランティア実習 活動の名称 えきまえフリースクール 実施施設・機関等 えきまえフリースクール
実施日 2010年7月14日~2011年2月9日 実施時間 実施回数:9回  実施時間:20時間

活動内容の概要
えきまえフリースクール「ふきのとう」にて、担当のスタッフの先生と一緒に生徒の来室を待機し、先生の準備してきたことやこれまでの報告について話し合う。
生徒が来れば、生徒の希望に沿いつつ活動を行う。
私の場合、9回の実習のうち一度も生徒と会うことが出来なかったため、そのほとんどが担当のスタッフの先生(と他の大学生スタッフを交えて)とのお話であった。

生徒の来室記録などから現在の状況について語り合ったり、
先生の体験談などから貴重なお話をいただくこともあった。
また、生徒を待機している間、スタッフの先生がおられない時には、持参した本や問題集などに取り組むよう指示が出ていたため、そのようにして過ごした時間もあった。
活動の総括
まず、上にも記したとおり、生徒との接触が全くできなかったという事実に対し、とにかくただ残念であったという気持ちだ。えきまえフリースクールで実習するにあたって抱いていた期待感や、意気込みを思うと、実際にフリースクールに飛び込んでみて「実態はかなり違っていた」ということである。(実習先が決まった時の説明会では、生徒は20名ほどおり、かなり自由で開放的な活動が活発にされておると聞いていた。)
しかし、生徒とふれあう機会のあった他の大学生スタッフからかなりの話は伺っており、またこのような私たちの状況を知るフリースクール側の先生方は、色々とご配慮くださり貴重な生徒の来室記録や日誌等を自由に見て良いといってくださっていた。とても有り難く、生徒とふれあえていない私でも生徒の様子がよくわかった。そして話を伺うたび、日誌で来室をしるたび、また一層「生徒に会いたいなあ」という気持ちが膨らんでいくのだったが、結局かなえられぬまま今に至った。

しかし、今回の実習で数名の先生方と密な時間を過ごさせていただけたことで、生徒の話から最近の教育現場での問題、わたしたちの教育実習での様子まで濃いお話ができ、貴重な機会となった。
振り返ると、何人ものスタッフの先生方が口を揃えるようにおっしゃっていたのは、私たちに申し訳ないというようなことと併せて、この「えきまえフリースクール」の実態のことである。生徒数が近年減っている、ということだけでみると、単純に不登校の子供が減ったことも影響していると言い、とても嬉しいことだ。ただ、現実にはたくさんの問題を孕んでおり、現在在籍している数名の生徒が「なぜ来室しないのか」、「どうすれば頻繁に来室するようになるか」ということについて何度も話し合いや実践が行われているのだそうだ。個人的にも、「フリースクール」と「フリースペース」に違いに疑問を抱いたし、まだまだ勉強不足ではあるが実際の現場の状況を肌で感じることはできたように思う。
もうひとつ、生徒の担当の臨床心理士の先生が訪問された時にたまたまその場に居合わせたことから、貴重なお話を伺うことができた日のことも印象深い。大学の授業などで机上で学んだことが、実際に現場で見聞きするものと直結した瞬間、どこか現実味がわいたというか、他人事ではない身近な問題としてとらえることができるきっかけになった。私は中学校と高校の国語と書道の免許状のみを取得予定で、志望も高校だ。特別支援などとは少し離れたところで働くことになるのだろう、と思っていたが、どこに行っても抱える問題は同じで、さまざまなバックグラウンドのもとに育った生徒を相手にすることには変わりない。今回の実習で得た「生徒とふれあう上で大切にしたい」と考えたことや感じ取ったことを糧に、今後の勉強に役立てるとともに、フリースクールというもののあり方について考えることのできる教師を目指したい。

実習でお世話になったえきまえフリースクールの職員の方々、スタッフの方々にはお気遣いいただき、またご指導いただいたことに深く感謝いたします。

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