蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

o30z3さんの記録 2023年10月31日(火)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎大学教育学部 附属中学校
実施日 2023年6月15日~2023年10月20日 実施時間 実施回数:10回  実施時間:20.5時間

活動内容の概要
○音楽の授業の支援
・合唱曲の音とり
・パート活動の進行

 
活動の総括
①「自分で考えて、適切な支援をしていく」について
 今回の実習で、適宜支援の仕方を工夫することができたと感じている。全学年の合唱曲の音とりを主に行ったが、授業に入っていく中で、学年によってもそれぞれパート活動の進行の仕方が異なっており、同じような進みではなかった。クラスの色がこのパート活動や授業の中で感じることができた。
 パート活動の中で、自分たちでうまく進められているクラスには、介入をしすぎると自分たちで進める力をつけることができなくなると感じ、介入の機械を減らした。その分、一緒に歌うことで、歌うことへの不安をなくすような支援を心がけた。また、なかなかうまく進められない学級には、最初に自分が音とりの進行をして、うまく授業が進むように支援を行った。進行を過度にしてしまうと、自分たちで進める機会を奪ってしまうため、音とりはするが、そのあとどのように進めていくかは、生徒が自分たちで進めれるように支援を行った。
 この実習を通して、児童生徒がひとりひとり異なるように、授業の中でも学級の色がそれぞれ異なっているということを実感した。学級の色がそれぞれ異なっているため、同じ支援を行っても、効果が得られる学級と得られない学級に別れると感じた。教師は、まずは学級の特徴をつかみ、どのような学級なのかを把握することが重要であると感じた。

②教師の支援方法
 合唱の練習を行っていくうえで、同じ内容の授業でも、進め方を学級によって変えているような工夫が見られた。授業の最終的な目標は同じでも、その過程は学級にあった支援を行っていることが印象的であった。また、歌うことに対して抵抗を持つ児童生徒を減らすために、教師が見本を見せるということを行っていた。その分教師は知識や技能が必要になってくるため、教師が前もって準備をすることが重要であるとこの実習を通して学んだ。
 この実習で、音とりをすることが初めてではあったが、教師が行っていた方法を実際に取り入れてみると、音とりを効率よく行うことができた。

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