蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

qC8uAさんの記録 2023年5月22日(月)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 蓄積型体験学習支援 坂本小学校 実施施設・機関等 長崎市立 坂本小学校
実施日 2023年5月19日~2023年12月14日 実施時間 実施回数:3回  実施時間:20時間

活動内容の概要
授業中のサポート(漢字テスト、個別指導)
休み時間の関わり
運動会の設営準備、片づけ
運動会の運営(子供らのサポート、放送業務)
活動の総括
(1)児童らと教師がどのように接しているか

 実習中、先生が児童に関わる姿を観察して、子どもたちの言動や行動に対して細かいところでも褒めたり、リアクションをしたりする様子が印象的であった。。ただ、その行動を一言でほめるのではなく、どのようなところが良かったと具体的にほめていたり、クラスのほかの児童に共有したりなどしていた。このように他の児童にも広がるようにすることで、ほかの児童がそれ以降、自然と自分から同じ行動するようになっていた。また、担当の先生を観察させていただき感じたことは、一つ一つのリアクションが大きいところである。イントネーションだったり、アクセントだったり、表情だったり、自然の流れでころころと変わっていくことが児童が楽しいかつ集中して授業に取り組むことが出来る要因につながっているのではないかと考えた。それと同時に児童との関わりの中で自然に大きなリアクションができるようになることは私の今後の課題であると感じた。これからの実習や模擬授業につなげていきたいと思った。

(2)子どもたちと積極的にかかわる

今回の実習では、少しでも児童のことを知りたいと考えていたため、自分からじどう1人1人に声をかけ、積極的にかかわれたのではないかと思う。授業中は机間指導をさせていただいたのだが、どのようにつたえることが良いのか、少し難しく感じる部分もあった。これからの実習での着眼点にしていきたいと思う。また、昼休みには一緒に遊ぶことで授業中とはまた違う児童の様子を観察することができた。6年生の担当だったため、自分から、積極的に話に来てくれる児童と、話しかけるとたくさんお話してくれる児童、はたまた、あまり話すことを得意としない児童、様々な児童がいたが、一人一人に声をかけ、たことで、児童らのことをすこしは知ることが出来たのではないかと思う担当の先生の行動を観察していても、児童一人一人で声掛けや対応が変わっていると感じた。積極的にかかわることで、児童を知ることは大切なのだと感じた。また、運動会では学級の児童の活躍をしっかりと見てそれを個別にではあるが、児童に伝え褒めることができたことも良かったと思う。放送席につかせていただいたのだが、どうしたらもっと放送が良くなるかなどを一緒に考えることが出来たことも良かったのではないかと思う。

(3)運動会等のイベントでの教師と児童の関わりを学ぶ
今回の実習では、児童からは目に見えない部分の教師の仕事というのをたくさん経験させていただいた。運動会の準備や片付けはその一つである。朝早くからテント張りなどをしたり、ほとんどが児童が帰った放課後に準備片付けをしており、朝から帰りの時間まで気が抜けることはないのだと思った。そのどれもが児童が安心して学べる環境を整えることにつながっていると感じた。また、地域や保護者との密接な関係があることも感じ取ることが出来た。朝早くの準備に保護者や地域の方が来ており、教師の仕事は学校の枠を超え、地域社会と力を合わせて協力して行っていることだなと感じた。授業をするだけが教師の仕事でないことを改めて理解したし、その経験ができて本当に良かった。また、運動会のようなイベントでは、教師が児童につきっきりでいることはできないようであった。一人一人の先生に役割が分担されており、何か異変等があったら、すぐに先生同士で伝えあっている様子が印象的であった。また、つきっきりではいられないからこそ、遠くからでも、児童に気を配ることが大事だと思った。当たり前ではあるが、どんな時でも児童第一のスタンスでいることはわすれてはいけないと思うから、これからの実習、また実際に教師になれた際には、これを大事にしていきたいと思う。

この学習支援実習では大変貴重な体験をさせていただきました。この経験をこれからの実習にも活かしていきたいと思います。坂本小学校の先生方、児童の皆さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

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