蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

8qfqBさんの記録 2023年9月13日(水)
体験分野 離島実習 活動の名称 離島・へき地実習 実施施設・機関等 五島市立 玉之浦小中学校
実施日 2023年9月6日~2023年9月10日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業参観
・運動会練習
・部活動
活動の総括
1.離島における学習の現状について知る
 中学理科の授業を主に参観させていただいたが、本土と変わらない授業を展開されており、意見の多様性があまりないという点が課題として挙げられるのではないかなと思った。ただし、授業の準備を徹底することで生徒にとって多くの学びを得られる授業になるという点は本土離島共通だということがはっきり分かった。

2.教師数・生徒数が少ない中での関わり方について知る
 玉之浦小中学校では先生方が小中の籍関係なく日頃からコミュニケーションをとり、職員室もあたたかい雰囲気が漂っていた。同様に小中学生も兄弟親戚等近しい関係の子どもたちもいたが、互いに支え合いながら係活動や日々の生活を送っていた。改めて日々のコミュニケーションが大切なのだと分かった。

3.小中併設校で行われている教育(複式教育含む)について学ぶ
 中学校理科では実際の実験を行いつつICT機器を活用しながら体験活動を通して学習を進められていた印象だった。小学校の複式授業では教科によっては中学校籍の先生が授業を行ったり、ずらしやわたりを駆使しながら児童だけで取り組む時間が設けられたりしていた。家庭科や技術科の授業は外部の教師が授業を担当されていた。
 

今回の実習では、小中学校でしか学べないことをたくさん学ばせていただきました。特に理科の授業では小中どちらも参観させていただき、複式における理科の授業の展開の難しさを実感したり、少人数であるからこそ意見に広がりが出ないという難しさがあることを知ったりと、小中学校の現状を知ることができました。この実習で取りまとめをして下さった教頭先生をはじめとするすべての先生方、私たちをあたたかく迎え入れ、玉之浦小中学校や地域の良さを教えてくれた子どもたち、部活動の際にたくさんの声かけとお話をして下さった保護者の方々、滞在期間中私たちの生活に携わってくださったたくさんの地域の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。この経験を、ここでの出会いをずっと忘れず心に留めておきたいと思います。本当にありがとうございました。

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