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蓄積型体験学習詳細
78jAiさんの記録 |
2023年10月30日(月) |
体験分野 離島実習 |
活動の名称 離島・へき地実習 |
実施施設・機関等 五島市立 崎山小学校 |
実施日 2023年10月23日~2023年10月27日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:42.5時間 |
活動内容の概要
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・授業の様子を観察する
・休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい
・給食時などの生活指導 |
活動の総括
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目標1.「複式教育についてより深く知り、理解を深める。」について
今回の実習で、複式教育と単式教育、両方の授業を見ることができたことで、特に複式教育は近年大切にされている「子どもが主体の授業」が実現されているなと思いました。教師が直接関わるのは、問題の提示やめあてを決めて見通しを立てるまでの流れや、まとめ、練習問題の提示などであり、それ以外は基本的にガイドを中心に子どもたちが進めるので、必要に応じて教師は机間指導をしたり、ズレが生じている時にどこからズレているのかなどを明確にするなどの対応をしたりするということが分かりました。
また、教師の発問や机間指導に関して、児童の様子を見ながら子ども同士では解決できそうになかったり、なかなか考えが出なかったりする場合に別の発問をしたり、机間指導をして分からない子に教えたりするなどの対応をするということも分かりました。
目標2.「学年に応じたかかわり方ができるようになる。」について
今回の実習では、全学年の子どもたちに加えて特別支援学級の子どもたちとも関わることができ、様々な学年の実態を知ることができました。
まず低学年の子どもたちは、基本的に話しかけてくれたり、自分の話を聞いて欲しいというアピールをしてくれる子が多く、特に女の子は手をつないだりするなどのスキンシップが多く見られるなという印象を持ちました。
次に中学年の子どもたちは、話しかけてくれる子もいれば、あまり話しかけてはくれないけど、話しかけると話してくれたり、みんなで話したり遊んだりしていると積極的に話してくれるなという印象を持ちました。
そして高学年の子どもたちは、話しかけてくれる子は少ないけれど、みんなで一緒に話したり、遊んだりしている時には自然と輪の中に入れてくれるなという印象を持ちました。
加えて特別支援学級の子どもたちは、慣れるまでに時間はかかるけれど、思っていたよりも積極的に話しかけてくれたり、話しかけると普通に話してくれるなという印象を持ちました。
また、先生方の関わり方を見ていて、その子どもの実態に合わせて話し方などの関わり方を少し変えることの大切さや、できるだけ平等に接することの大切さを改めて実感しました。
目標3.「複式教育での生徒指導ができるようになる。」について
複式教育と単式教育の生徒指導に関して、大きく違うところは無く、ほとんど同じなのかなと思いました。ただ、複式教育は単式教育とは異なり、上級生が下級生と一緒の教室で生活しているため、上級生が下級生に注意したり、教えたりすることが多く見られるなと思い、教師が言わなくても、より子供同士で気づき、教え合うことができるのが複式教育なのかなと感じました。
また、教師の注意の仕方に関しては、必要以上に比較したり、片方の学年ばかりを注意したりせずに、全体で注意することが多く見られ、基本的には子どもの実態やその学年に合わせた方法で注意する必要があるということが分かりました。 |
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