蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

8ze69さんの記録 2023年10月23日(月)
体験分野 離島実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 五島市立 盈進小学校
実施日 2023年10月16日~2023年10月20日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:42時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(丸付け、個別指導)
・1・2年生の体育の授業実践
・休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい(給食指導、遊び)
・環境整備(畑の植え替え作業)
活動の総括
1.“離島ならではの学校や学級での取り組みについて学ぶ”について
 4日目に5・6年生と一緒に、学校の近くにある天保海岸の清掃活動を行った。海自体は透明でとても綺麗だったが、海岸沿いには流されてきたゴミや捨てられたゴミがたくさんあった。中には中国語や韓国語で書かれたペットボトルやラベル、浮きなどがあり、子どもたちは環境問題だけでなく、海流の影響についても学ぶことができる活動だなと思った。これは、海の近くにある盈進小学校だからできることだなと学んだ。各学年で人数が10人前後もしくはそれより少ない学年もあるため、低・中・高学年というように2学年ずつで授業を行う教科があることも学ぶことができた。

2.“複式での授業や少人数授業の実態を学ぶ”について
 3・4年生のみ複式学級になっており、一緒に授業をする場合もあれば、教室を移動して学年で分かれて授業をする場合もあった。しかし、大体の時間は全員同じ空間で過ごしているため、学年問わず関係が深まるのではないかと思った。主に私は1・2年生に行くことが多かったが、少人数での授業だと1人1人の意見や考えを教師が聞くこともできるし、全員で共有する事もできるという点でとても良いなと思った。また、丁寧に個別指導にもあたることができるという良さも見つけることができた。今回2年生の算数のかけ算の求め方のところで、1つの図からいろいろな考え方が出てきた。しかし、もしそれが偏っていた場合、少人数だと考え方の幅が広がりにくいのではないかと考えた。少人数授業はたくさん良い所がある一方で、課題もあるのだなと学んだ。

3.“児童に適切な学習支援を行うとともに、たくさんコミュニケーションを  とる”について
 学習支援について、朝のスキルタイムの文章読解のドリルを丸付けしていた時に、間違っている問題に対して「ここに答えがあるよね」と答えを教えるのではなく、問いの文を読んで「これって“どこに”の言葉になる?」のように、問題文をしっかり読んでみようというような言葉かけを意識した。また、体育の授業を実践した時に、ウォーミングアップでしたことを2人組でやっていたので、「どんなこと意識してやっているの?」と問いかけ動きのコツを言語化できるような声掛けをした。コミュニケーションは、初日緊張していたが昼休みに全力で鬼ごっこをしたことで学年問わず話しかけてくれたし、自分自身積極的に子どもに関わることができた。遊びを通してのコミュニケーションの大切さを学んだ。
 
 
 

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