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蓄積型体験学習詳細
v69fvさんの記録 |
2023年10月31日(火) |
体験分野 離島実習 |
活動の名称 離島・へき地実習 |
実施施設・機関等 五島市立 崎山小学校 |
実施日 2023年10月23日~2023年10月27日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:42.5時間 |
活動内容の概要
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授業中のサポート(丸付け、体育の審判など)
休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい(ランニング、遊びなど)
給食時のサポート(配膳、給食の量の増減の手伝いなど) |
活動の総括
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1."複式教育についての知識、理解を深める"について
崎山小学校の複式学級では、間接指導時にICT機器を使って各自で問題を解いたり、授業の振り返りを書き込んだりするなど、ICTを積極的に活用して授業を行っていた。特に、ICT機器を用いて問題を解く際、問題が単元ごとに分かれているので、教師が詳しく指示や説明をしなくても子どもたちが自ら問題を選択して次々と問題を解いている様子が見られた。
ガイド学習では、ガイドが、間接指導に入ったらすぐに、どのくらい時間があれば本時の課題について考えることができるかを尋ね、その時間をアラームで設定したり、発表の司会を担当して開き合いをする姿を見て、数年間複式学級で学んでいる経験の蓄積があるからこそ、間接指導時も児童だけで学習を進められることを感じた。また、間接指導に入る前の教師の指示が的確で分かりやすかったり、活動が早く終わった場合を見越して次に行う活動をガイドに説明したり、十分に教材の準備をしたりするなど、教師側の指示や準備が十分であるからこそ毎時間の授業を円滑に行えていると思い、授業前の準備や授業中の子どもたちへの指示や声掛けの重要さを改めて感じた。
2."発達に応じた適切な支援・声掛けが出来るようになる"について
中・高学年の担任の先生からご指導をいただく時間に、先生方から「勇気をもって子どもに任せる」ということを学んだ。「子どもに任せる」ということは、決して、教師は何も教えずに子ども達に投げ出して考えさせることではない。事前に教師が教材や教具の準備を行って、本時の活動や思考の見通しを子ども達に分かりやすく伝えた上で、後は子ども達に任せるということである。私はこの「勇気をもって子どもに任せる」という言葉を聞いて、子どもに任せる勇気を持つことは大切なことだと感じた。そして、勇気を持って子どもに任せられるようになるためにも、授業準備や授業中の的確な指示、もし活動が違う方向に行ってしまった場合に軌道修正できるよう、活動に取り組む児童の様子をしっかりと見取ることができるような教員になりたいと強く思った。
3."子ども達と積極的に触れ合う"について
今回の実習において、授業中は問題を解く時間に悩んでいる児童に声を掛け、昼休みは児童の輪の中に入って全力で遊ぶなど、授業時間はもちろん、休み時間や昼休みにも積極的に子ども達と触れ合うことができた。子ども達と関わるにあたって、5・6年生の子ども達には自分から積極的に声を掛けに行って子ども達のことを少しずつ知っていくように心がけた。1~4年生の子ども達は、子ども達自ら話しかけにきてくれることがほとんどであったため、子ども達からの関わりかけに応じて、なぞなぞをしたり本を読んだりといった交流を行った。
学年によって関わり方に違いはあったが、どの子ども達も私に対していつも笑顔で接してくれたことが印象的であるとともに、5日間という短い実習期間ではあったが、全児童の名前を覚えたり、1人1人の良いところを見つけたり、声を掛ける時にその子の名前を呼んだ上で関わることができ、非常に充実した実習であった。
崎山小学校での実習は、先生方から学ぶこと、子ども達から学ぶことなど、非常に多くの学びがあり、とても充実した実習となりました。近い将来教育に携わっていく者として、今回の実習で学んだことを忘れず生かしていきたいと思います。
崎山小学校の先生方、子ども達には本当にお世話になりました。
ありがとうございました。 |
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