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蓄積型体験学習詳細
体験分野 離島実習 |
活動の名称 離島・へき地実習 |
実施施設・機関等 五島市立 玉之浦小中学校 |
実施日 2023年9月6日~2023年9月11日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・授業参観
・掃除参加
・休み時間参加
・運動会参加
・運動会準備、片づけ |
活動の総括
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1.”離島の学校の実態を知ること”について
玉之浦小中学校は校舎としてはとても小さく、分かりやすい構造になっていた。小学生は全て複式学級であり、中学生は1クラス4人ずつの学級であった。全学年が顔見知りで、全員で仲が良く、助け合っている場面は多くみられた。ひとりひとりが自由に過ごしており、授業も伸び伸び受けている印象。何かのプレッシャーなどには追われることなく、自然体で生きていると感じた。私は、塾に通ったり、部活動を生活の軸にしたりする子も少なくない中で育ったので、環境の違いを感じた。休み時間も絶対に全員が外に出て、元気に遊ぶところも、良いところだと思う。学校の周りは、海と山のみであり、少し離れたところでも、自然のみであった。子供たちは自然の中で元気に遊んでいることが分かった。環境に関して、大きなデメリットがあるとは感じられなかったので今後も勉強を続けて知っていきたい。
勉学に関しては、複式学級であることから、ひとりひとりに目は行き届くが、宿題+αのことを自ら取り組むという姿はあまりないのかもしれないと考えた。学校から帰ったあとも、休みの日もおうちでゆっくり過ごしたり、友達と外に遊びに行くことが多いので、塾などに通っていない限りは自主学習は多くないのかと思う。これがメリットなのか、デメリットなのかは判断がつけづらい。視点を絞ったうえで考えていきたい。
2.”子供たちと同じ目線に立って、生活のどんなところに興味を持っているかを知る。”について
一番印象的だったのは、外でとってきたものをプレゼントとしてくれることである。子供らしさがあってとてもかわいらしい行為であるが、その中でも椿の種をたくさん取って持ってきてくれた。「これをたくさん潰したら椿油になるよ」という五島ならではの豆知識も教えてくれて、将来ふるさとに誇りを持つことができる子たちになるかもしれないと思った。外で見える景色にも目を向けている子供たちだが、図書館で本を借りていろんな本を紹介してくれる子もいれば、いろんなクイズを出してくれる子もいる。物知りな子供たちだからこそ、たくさんお話をすることができ、楽しい時間を過ごせた。
3.”五島市の魅力を堪能する。”について
子供たちや先生方が五島の観光スポットやお食事処をたくさん紹介してくれるので、聞いたところを中心に堪能した。すると、子供たちや保護者の方と関わるきっかけにもなったので、とても良いコミュニケーションを取ることができた。このようにして、五島の方は繋がっていくということを知ることができた。ずっと温かい空間にいて、幸せな気持ちであった。 |
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