蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

d4A7Aさんの記録 2023年10月18日(水)
体験分野 離島実習 活動の名称 離島実習 実施施設・機関等 五島市立 岐宿中学校
実施日 2023年10月10日~2023年10月13日 実施時間 実施回数:4回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(学習支援、支援学級の子の補助)
・休み時間における生徒とのふれあい
・小テストの丸付け
・保育実習の引率
・調理実習の補助
・支援学級の学習支援
・昼休みと放課後の合唱練習
・朝の会や帰りの会、給食
・部活動の見回りと補助
活動の総括
1.“離島教育への知識・理解を深め、少人数での学校経営について知る”について
 少人数の中学校ではあったが、生徒たちが授業や部活、委員会、クラス運営などを率先して行っているのが印象的だった。部活動は、強豪の駅伝部を始めとして少人数ながらも精一杯声を出して工夫して活動を行っている様子をみて感動した。また、教師と生徒の関わりとしては、非常に親近感のある接し方であったのが印象的であった。教師同士の関わりも初任者が何人もいる中で、中堅の先生方が職員室の雰囲気を悪くしないように常に気を付けているということを聞いて、同僚との付き合い方というものについても学ぶことができた。学校経営について、田端校長先生からお話を聴く機会があり、先代の校長先生が創り上げてきた学校の「一歩前精神」についてうかがった。岐宿と言えば「一歩前」というスローガンが浸透しているのも、皆が創り上げ守ってきた歴史だと感じた。岐宿中学校から五島全体を盛り上げるきっかけになっていると感じた。

2.“地域交流を大切にする”について
 保育実習で学校からすぐ近くの愛児園に行った。卒園生が数名いたり、近所の子どもたちがいたりして、保育士さんや園児たちとすぐに打ち解け合っていた。「中学校近いからすぐ遊びに来るからね!」と言っていたのが印象的で、初めはワクワクと緊張をしている様子がうかがえたが、園を出るときには、皆が清々しい顔で「楽しかったー」「また行きたい」と言っていた。実習生自身が地域の人と直接的に関わる機会はあまりなくて残念であったが、このような中学生の地域の中での交流場面を見ることが出来て良い経験となった。

3.“信頼関係を築く”について
 中学校での体験的な実習は初めてであり、生徒たちとの関わりを通して距離感を掴み信頼関係を築いていくことを目標に今回の実習に挑んだ。私の想像していたやんちゃで恥ずかしがり屋の中学生と岐宿中学校の生徒たちは大きく異なり、元気で素直で、真っ直ぐでユニークな子どもたちであった。そんな子どもたちは少し勉強が苦手そうではあったが、学習支援を行うと嬉しそうな反応をしてくれて、こちら側も嬉しくなり非常にやりがいを感じることが出来た。会話というコミュニケーションを用いて、程よい距離感で接することができたと思う。金曜日の6時間目が終わった後に、勉強が苦手な女子生徒から呼び止められて、「先生教えてくれてありがとうございました。楽しかった!」と言ってくれて嬉しかった。実習にきて本当に良かったと思った。教えるだけでなく、生徒と一緒に学び達成感を味わえる実習となった。

←戻る

トップページへ戻る

ID:
パスワード:

ガイド
ファイルダウンロード
  • 現在登録されておりません。
 一覧を見る
リンク

長崎大学教育学部教育実践総合研究棟事務室 〒852-8521 長崎市文教町1-14 TEL 095-819-2291 FAX 095-819-2292
Copyright© 2005 Faculty of Education,Nagasaki University.All Rights Reserved