蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

61A17さんの記録 2023年10月14日(土)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 長与町立 長与小学校(野外体験)
実施日 2023年10月5日~2023年10月6日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:10時間

活動内容の概要
8:00 登校完了
8:15 出発式
8:20 出発
10:00 入所式
10:30 沢登り
12:00 昼食
15:30 到着
16:00 部屋へ移動
17:00 夕べのつどい
17:30 夕食
18:40 入浴中巡視
20:30 入浴
21:00 巡視
22:00 職員集まり

6:30 起床
7:15 朝のつどい
7:30 朝食
8:15 清掃・退所準備
9:30 オリエンテーリング
12:00 昼食
13:00 オリエンテーリング表彰
13:30 退所式
14:00 出発
15:00 学校到着
15:20 下校
活動の総括
1.「子どもたちとの関わり方を考える」について
 素直で無邪気な子どもたちが多く、積極的に話しかけたり、寄って来たりしてくれる子が多かった。抱き着いてくることや手を握ってくることもあれば、「こっち来て」と宿泊の部屋に呼ばれることもあった。私の方も嬉しくなって、スキンシップをとったり、部屋に入ったりすることもあったが、実際は子どものプライベートな部分ともいえる。子ども自ら声をかけてくれていたため、傷ついたり嫌がったりする様子は見られなかったが、もしかしたら気にしている子もいたかもしれない。何か緊急のことが起こったときには別だが、特別な理由がない限り、子どものプライベートを守るために、深く関わりすぎないようにすることも気にしなければいけないことを知った。しかし、そのような意識をしすぎてそっけなくしたり、関わりを避けようとしたりすると、信頼関係は生まれず、子どもたちが不安を抱えてしまう。大切なのは会話だと思った。会話はコミュニケーションをとる一つの手段であり、相手のことを知るために欠かせないものである。目を見て気持ちを伝え合うことが大切なことだと思った。

2.「野外体験の引率の仕方を学ぶ」について
 野外体験は名前の通り、子どもたちが体験をすることで自然と触れ合い、仲間と協力しながら学び、成長していくことが目的であると思う。そのため、教師がすべて指示したり、手を出したりしてしまっては、子どもたちが考えたり、自ら動いたりする機会を奪ってしまうことになる。できるだけ子どもたち自身に体験させるために、教師は基本流れをつくるという役割を担っているように見えた。大人数で動くことになるため、円滑に進むように動線をつくったり、どのように動いたらいいか分かるように声掛けをしたりしていた。また、沢登りやオリエンテーリングの際にも、少し歩きにくい場所でもまずは頑張れるように励ましたり、危険なルートを伝えたり、体調の確認をしたりするだけで、あまり手を出したり口をはさんだりしないようにしていた。子どもたちが自らの力で達成できるように、支えることが大切である。

3.「先生方の仕事を知る」について
 主な仕事としては、子どもたちが危険な目に合わないようにすることだと思った。活動前には注意事項の確認、活動時には班の状況や体調の確認、危険を防ぐ声掛け、活動後には今までの活動を振り返り、良かったこと直すべきことを伝えるなど、子どもたちのけがや病気、緊急事態を防ぐために動いていた。遭難者がいないか、班ではぐれるなどの問題がなかったか、全員無事に帰って来ているかなど、連絡を取り合いながら確認をしていた。また、事前に自然の家に先生方で出向き、ルートの確認や安全かどうか下見をしていた。それがあったことで、大きな問題が起こることなく、無事に時刻通りに活動することができていたと思う。さらに、費用の計算や施設の方とのやり取りも必要である。合間に職員会議を行い、反省やこれからの活動の流れについて共有していた。子どもを見ることだけでなく、上手く活動が回るように動いていることが分かった。

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