蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

りなさんの記録 2023年9月9日(土)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外宿泊実習 実施施設・機関等 土井首小学校(野外体験)
実施日 2023年8月23日~2023年8月25日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:15時間

活動内容の概要
・班活動のサポート
・生活班のサポート
・食事の準備   等
活動の総括
3日間を通して、「見守る」ということを学んだ。大人が指示を出したり、情報を与えたりしすぎずに、児童たちの判断に任せて見守ることが重要だと感じた。これまでは、「こうしたらいいんじゃない?」、「今何時だよ」、「これはこうじゃないかな」と指示を出したり、答えのような声掛けをしたりすることが多かった。しかし今回の実習を通して、見守るということを実践した。そこで、児童たちは指示がなくても、自分たちで考えて行動したり、仲間と協力したりしている様子が見られた。指示を出すのではなく、見守ることで児童たちが自らの力で行動できるようになるのだと思った。特にスコアオリエンテーリングでは、安全面と体調面に気を付けるあまり、判断してしまいそうになる場面もあった。しかしそうなった時に、少し待つことで児童たちがじぶんで答えを見つけたり、班のメンバーと協力したりすることができていた。この間が見守るということに繋がっているのだと学んだ。
また、目的を達成するための声掛けの方法を学んだ。規律のある集団行動ができるように、定期的に時間を伝えて自分たちで次の行動を考えることができるようにした。何をするかを伝えるのではなく、時間を定期的に伝えることで、次に何をすべきか、その間に何ができるかを各自で考えたり、他の人の動きを考える余裕ができたりした。次に、みんなで協力して体験したり、取り組んだりできるように声をかけすぎず、見守りつつ安全面に気を付けるような配慮をした。自分たちで周りを見て、順番で交代すべきかどうか考えたり、自分にできること何かを考えたりすることができていた。また自分から進んで取り組む意識をもって行動してもらうために、次にすべき行動は何かを前もって声をかけるようにした。活動が一区切りついた時点で、「次に何するの?」と確認することで、自分のすべきことがまだあることを確認できたり、他の人が何をするのかを知ることができたりした。実習を通して、その場に応じた声掛けができるようにするためには、自分が次の動きを把握したり、余裕を持った行動ができるようにしたりすべきだと考えた。流れを把握し、児童たちが自分たちで考えて行動できるように見守りつつ、声をかけることができるようにしたいと考えた。

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