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蓄積型体験学習詳細
体験分野 その他の実習 |
活動の名称 野外体験実習 |
実施施設・機関等 伊良林小学校(野外体験) |
実施日 2023年10月25日~2023年10月27日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:15時間 |
活動内容の概要
活動の総括
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1.‟臨機応変に動けるようになる“について
この目標は、いつもと違う環境での活動になるため予想していなかった問題が起きる可能性があることを踏まえて、何か問題が起きたときに今するべきことは何か、自分にできることは何かを考えて行動できるようにしたいと思い設定していました。実際に、ナイトウォークについて行ったときに、道に迷って不安になり泣いてしまう子がいたり先頭の子が持っている懐中電灯の光が後ろの方まで届かず喧嘩になってしまったり、渋滞になってしまったりといくつもハプニングが起きました。私自身も正しい道があまりよく分からず、大勢の子どもたちが口々に何かを言っていたためどうしていいか分からず「落ち着いて」と声をかけることしかできませんでした。いざ想定外のことが起こり、それがいくつも重なってしまうと何からどうしていいか分からなかったため反省点だと思います。1つ1つ冷静に対処することが必要だったと感じています。良かった点としては、お茶を作る時にしおり通りではなくても状況に応じて効率的に作業ができたことです。
2.‟積極的に行動する“について
リーダー研修に行った際や、入所式の後に日吉の方と話をした際に自ら積極的に行動できるようになってくださいとお話していただきました。実際に1日目の最初の活動の竹ばしづくりでは、いくつもの班を回りながら積極的に子どもたちとコミュニケーションをとることができ、初対面だった子どもたちと距離を縮めることができました。また、お茶づくりが予定より早く終わったり、焼きそばづくりが早く終わって時間に余裕ができたりしたときに、指示を待つのではなく自分から「何かできることはありますか」と聞きに行くことができたので良かったと思います。3日目の朝食後にお茶の片付けをする人と部屋の片づけをする人に分かれて作業をしていいかなど自分の考えを伝えることもできたので目標の達成に近づけたのではないかと思います。
3.‟教師としての立場だけでなく子どもの目線も大切にする”について
この目標は、大人としての考え方やものの見方で判断するのではなく、子どもたちがどのように考えているのか、どのように感じているのかを子どもの目線に立って考えることで子どもたちを理解し、向き合っていきたいと思い設定しました。実際3日間子どもたちと活動する中で、もっとこうすればいいのに、なんでこうするのだろう、と感じた瞬間が何度かありました。大人からすれば効率が悪かったり、もっといい方法があったりしたとしても、それを大人の感覚だけで判断してこうしなさいと言うのでは子どもたちの成長につながらないなとこの3日間で実感しました。また、焼きそばづくりの後片付けで、なかなか鉄板がきれいにならず苦戦していた班があり、そこに数人他の班から手伝いに来た子たちも入って後片付けを行っていました。教師としての立場で考えると、食後の後片付けは班ごとに全員で行い、合格をもらわないといけないという考えなので片付けが終わっていない班の子どもたちが全員で行うべきだと思います。しかし、手伝ってくれている子どもたちは協力したい、助けになったらいいなと言う気持ちで手伝いに来てくれていると思います。子どもの目線に立って、手伝いに来てくれた子たちの考えや思いも汲み取りつつ、これは該当する班の子たちでやらなければいけないことだから終わった子たちは自分がするべきことをしようという教師の立場の思いをうまく伝える必要があるなと実感しました。このような経験は実際に子どもと関わる中でしか感じられないことだと思うので、貴重な経験になりました。 |
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