蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

B5i38さんの記録 2023年11月26日(日)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 高尾小学校(野外体験)
実施日 2023年11月15日~2023年11月17日 実施時間 実施回数:3回  実施時間:15時間

活動内容の概要
・博物館、カレー作り、オリエンテーリングの班行動の同伴
・清掃
・食事の配膳
活動の総括
1,「適切な支援ができるようになる。」について
 この実習を通してメリハリについてよく学ぶことができた。児童が決まりごとを守れていない時やよくないことをした時の先生方の態度として、児童をまっすぐみて何がよくなかったのかを問いかけていきながら考えさせ、伝えていた。私が関わらせていただいていた先生方の多くは、裏の裏をとって話すような形で実際に先生たちが何を求めているのか、自分たちの行動が正しいのか正しくないのかわからないようなことが多くあったが、今回の高尾小学校の先生方は先生側が何を期待しているのか、どういったことを目指しているのかを言葉で伝えていた。子どもたちもその先生からのわかりやすい言葉からこの学年の課題点を克服していこうという前向きな姿が見られた。
 児童が楽しむ場面では先生方も笑顔や声掛けなどを明るくされていたのでそういったところの切り替えをぜひ私も取り入れていきたいと思った。児童の反省すべき点を伝える時にはただよくないと伝えるだけでなく、できていた部分を伝え、さらに期待できるものとして伝えている言い方が児童のやる気や向上心に繋がっていると感じた。
 また、児童の良いとは言えない行動の中でも体調の悪い様子を見せたらその声掛けをしていたことも印象的だった。怒っている中で急に体調はだいじょうぶなのかと心配することを今までの先生がしているのを見たことがなかったので驚いた。怒っている途中だとそこから抜け出せないのか起こり続けてその児童が体調を崩すことを引き起こすことがあるけど、こういったように切り替えがすぐにできることで児童の体調面にも大きく影響すると考える。
 これから時間同様、態度にもメリハリをつけて児童と接していきたいと思う。

2,「信頼関係を築く。」について
 私は人見知りがあり、学校に行く前はとても不安でたまらなかったのですが、学校に着き、3,4限で先生方が計画してくれた活動を通して子どもたちと自然にコミュニケーションをとることができた。今回は、ビンゴなどをしたのだが、ただ遊びをするだけではなくみんながそれぞれ考えて遊べることのできるものを取り入れることでその場の雰囲気がよくなるということも改めて感じた。子どもたちもその活動を通して休み時間等に積極的に話しかけてくれたので日吉に着いても不安なく子供達と接することができた。ただ、自分から話しかけやすい子と話しかけにくい子がいて、その子たちとの間ではだいぶ差が出てしまったので、そういった時にどうするかも考えていきたいと思った。例えば、野外炊さんでなかなか動かない男の子がいたので「これ一緒にやろう。」や「これお願いしてもいい?」など聞いて活動に取り組んでもらおうと思ったのですが、ずっと無言でのってくれない時もあり、難しいと感じた。前に先生方もおっしゃっていたが、たくさん話しかけてくれる子は私自身も接しやすいが、そうでない子に対して、どうアプローチするかこれから考えていきたいと思う。
 挨拶や声掛けなどをいつも以上に取り組み、一日目より三日目に子どもたちとたくさん話しかけてくれることが多かった。自分の前向きな姿勢を見せることが大切だと感じた。

3,「判断力を養う。」について
 オリエンテーリングでは危ない道を歩くことが多かった。こけないように車に当たらないように声掛けをしながら行動することができた、先生方の声掛けを参考にさせていただきながら子どもたちと接することができた。

 実習前には不安で逃げ出したい気持ちだったが、先生方や子どもたちのおかげで三日間とても楽しいものとなった。小学校の先生になるために後ろ向きなことに対しても挑戦していきたいと思う。

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