蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

u7BvBさんの記録 2023年10月27日(金)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 時津町立 時津東小学校
実施日 2023年5月21日~2023年10月27日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:25時間

活動内容の概要
・運動会(用具係のサポート)
・授業中のサポート(分からないところを教える)
・昼休みや休み時間での児童とのふれあい
・遊び
活動の総括
1.適切な支援ができるようになるについて
 学習支援を経て、教師が児童の支援をするタイミングは、児童が困った瞬間ではなく、児童が問題を解決しようと考えて、それでも解決しない時が一番良いことを学んだ。失敗も学びの一つであるから、教師は児童を見守るということも支援の一つだということを実感した。また、特別な支援を要する児童に対しては、担任と保護者の連携だけでなく、支援員、学年の教師と沢山の教師の連携により、細かい情報共有をし、一番適切な支援は何なのか話し合っていた。この子にはこの支援をするというよりも、今、こういう状態だからこう動こうと、臨機応変に対応することを大切にされていると感じた。
2.信頼関係を築くについて
 児童を褒めてばかりではなく、だめなことはだめだと注意することも大切だと思った。学習支援が始まった時は、いいところを探して褒めようとしていたが、褒める時は褒める、注意するときは注意するという、メリハリをつけて児童に接している先生方に、児童は信頼を置いていると思った。児童は、自分のいいところだけでなく、改善すべきところも理解してくれているということが分かった時、初めて信頼が生まれるのだと学んだ。
 また、昼休みや休み時間は児童と同じ目線で楽しむことも信頼関係を築くうえで大切なことだと思った。悔しいという気持ちや嬉しい、楽しいという気持ちを分かち合えた瞬間は、昼休みや休み時間が一番多く、あまり話さなかった児童も沢山話をしてくれるようになった。
3.授業について知るについて
 授業は、算数、国語、社会、音楽、理科、英語、体育、家庭科に参加させてもらったが、共通していたのは、児童が主役となる授業にしていた点であると考える。一人の意見に対して、同意したり、他の考えを言ったりして対話的な授業が展開されていた。「くりかえします。」「ほかにもあります。」などめあてで設定された問いを解決しようとする児童が多かった。また、授業の核心となる考えがなかなか出なかった時、教師はどのようなアプローチをするのか疑問に思っていたが、パソコンにいくつか考えを挙げ、考えをすべて説明できるように課題を課すことで、児童が自然に考えることができると学んだ。理解できていない児童は、級友が説明していた。また、児童が考えている間、どのような考え方をしているのか見回り、全体で紹介するということもしていた。このように、児童によって展開されていく授業は、関心を寄せるために導入を工夫し、考えがまとまらなかった時の方法を準備し、児童の考えに耳を傾けることが大切だと学んだ。 

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