蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

r54ejさんの記録 2023年11月28日(火)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外宿泊体験実習 実施施設・機関等 仁田佐古小学校(野外体験)
実施日 2023年11月20日~2023年11月22日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:15時間

活動内容の概要
・児童とのふれあい
(イニシアティブゲーム、トレッキング、フィールドビンゴ、シャッフルボード、飯盒炊事)
・野外宿泊体験のサポート
(お茶作り、飯盒炊事、お弁当の配膳、食事の配膳補助、入浴後のドライヤー)
・男子部屋の見守り
(しおりの記入、掃除、ベッドメイキング、荷物の整理、次の活動への準備の声掛け)
・危険回避のための見守りと声掛け
(飯盒炊事での包丁使いや薪管理、トレッキングでの道中など)
・児童の「再発見」のための補助
(自然に目を向けさせる声掛け、集団行動を意識させる声掛けなど)
活動の総括
一日目
1. 先生の言動の意図を考え、真似ることで児童との接し方を学ぶ。
一日目、二日目の所感でも記した通り、先生方は言葉がけの一つ一つに注意を払って丁寧な言葉遣いを児童に求めるとともに自身も丁寧な言葉遣いをしている様子がうかがえた。また、声量の注意の際あえて小さい声で注意をし、先生の話を聞くために静かになるという工夫がなされている場面もあり、大変参考になった。これらの工夫を真似て児童に接することができた。
2. 学級の中に馴染み、児童との関係性を築く。
一日目の時点では全員の名前を完全に覚えることは難しかったが、最終的にはきちんと名前を確認し、会話や注意の際に名指しで声を掛けるようにできた。しかし理想とする関係性を築けたとは言えなかった。舐められてしまっていると感じる瞬間もあり、注意は聞き入れて貰えるようになったが、関係性作りは難しいと感じた。

二日目
3. さまざまな自然を児童に感受させる。
二日目のトレッキングではきちんと自然に目を向けさせる声掛けが意識できた。解説された植物の実を歩きながら児童と探したり、虫や爬虫類などの自然に生きる生き物を探して触ったりした。また飯盒炊事でも児童に全ての作業を割り振り、困っているところだけ軽く手助けすることで、児童が自身で挑戦できる環境を作れたと考える。
4. 危険回避のための言葉がけに気を付ける。
きちんと理由も合わせて危ない行動を具体的に指摘することができた。主に「木を持たない」「狭いところで二列にならない」「かまどに近づきすぎない」が注意の内容であったが、それぞれ「危ない」「だめ」などの言葉だけでなく上記の内容に加え「もし○○になったら危ないよ」という意図も伝えることができた。

全体を通して
5. 敬語やさん呼びなどの言葉使いに気を付ける。
 名前を憶えてからはさん呼びに気を付けた。敬語は時々外れてしまう場面もあり、特に注意が聞き入れて貰えないときは語気が強くなってしまったように感じる。しかし全体的に丁寧な接し方を心得、遊ぶ時間には楽しんで、ほぼ全力を出して活動することで児童への接し方にメリハリをつけることができた。
6. 自分でできることを探し、常に行動する。
 お茶作りなどもともと頼まれていた雑用の他に、空いていて指示が無い時間にも部屋の見回りや声掛けなど積極的に動くことを意識した。そこで、教員は見えている範囲が広いと気が付いた。自分たちが動いているつもりでも、足りていないところがあり、普段の生活から意識していなければ注意など出来ないと感じることができた。棒立ちになる場面は無かったと思っているが、満足に動けたとは思えていないため、普段の学校生活やアルバイトの時間から更に意識して、見える範囲を広げたいと思う。

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