蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

f4i0wさんの記録 2023年12月4日(月)
体験分野 その他の実習 活動の名称 宿泊学習(野外学習) 実施施設・機関等 日見小学校(野外体験)
実施日 2023年11月30日~2023年12月1日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:15時間

活動内容の概要
・実習生で1時間分のレクリエーションを担当
・引率の手伝い
・麦茶づくり
・野外炊飯の際の補助
・班長会議への参加
・部屋での自由時間の際の見守り
活動の総括
①適切な支援の仕方について学ぶ
基本的には、児童の自主性を尊重しており、宿泊学習の大きなめあてとして「協力」を掲げていたため、宿泊学習中の指導や声かけも協力に関連するものであることが多かった。一日目の恐竜博物館見学やその後のお昼休憩の際に班行動ができていたか、二日目のトレッキングでは班で励まし合い、協力することができているかなどの声かけがされていた。普段仲の良い人と楽しみ協力するのではなく、「ランダムに決められた班の人と協力する」ということが強調されていることも感じた。また、児童全体に対して話をすることもあったが、一日の最後に行う班長会議の場で細かな改善点やアドバイスを伝えていた。班長として任せられた自分の役割を全うするという意味でも、児童同士で高め合うという意味でも効果があったのではないかと思う。二泊三日、慣れない環境で、体力的にも大変な活動を行うため、児童が頑張ってやり切った後には、全体にねぎらいの言葉をかけたり、良かった人の行動を全体に伝えるなどしていたのも良い集団に高めていくための教師の手段として勉強になった。


②教師の役割を学ぶ
児童と関わり、引率すること以外にも教師の仕事は多岐にわたっていた。バスに乗ったあとや班行動から集合する際の人数確認や、児童の体調管理も大事な仕事である。体調が悪くないかの声掛けだけではなく、教師が顔色などから児童の体調不良に気づくこともあった。ただ見守りを行うのではなく、普段との違いや変化に気づくことも大事なことであると感じた。一日の日程が円滑に進むように日吉の人と連携することも大切なことである。この宿泊学習の前に、事前に日吉の人と一緒にトレッキングを行い、コースの確認などをされたと聞いた。安全に、円滑に宿泊学習を行うためには、事前の準備が大変重要であるようだ。宿泊学習中には、他にも薬を飲む必要がある児童への確認や入浴時の見守り、児童の就寝後には教師で集まり、児童の情報共有や次の日の注意事項の確認をしていた。宿泊学習を安全に終わらせるために、教師は常に現状を把握し、他の先生方と共有しながら動いているのだと感じた。

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