蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

f2v50さんの記録 2024年4月6日(土)
体験分野 その他の実習 活動の名称 リーダー研修 実施施設・機関等 リーダー研修(日吉)
実施日 2024年4月2日~2024年4月2日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:5時間

活動内容の概要
・オリエンテーション(3つのあについて・宿泊体験学習の目的についての理 解・日吉自然の家の利用の仕方について・野外活動で教師に求められること)
・アイスブレイク
 イニシアティブゲーム(児童の緊張をほぐし、団結力を高める方法を身に付ける
・教師の主導権の握り方について)
・ビーイング(この体験活動での個人の目標・班の目標の明確化・視覚化)
・炊事活動(カレー作り→炊事活動を行う上での注意点を教師の目線と児童の目線で見る)
・オリエンテーリング(山の中にあるものを班の仲間と協力して見つける)
・ビーイング(振り返り)→実際に立てた目標が達成できたかどうかを視覚化する、班内で共有する
・ふりかえり(知識・技術・心構えの3点から付箋を用いて振り返りを行い共有)
活動の総括
1,野外体験学習における教師の児童に対する支援の仕方について
 児童は初めて他人と一日を過ごすという活動を行うため、慣れない環境に不安を覚える児童や興奮している児童が見受けられると考える。そこで、そのような子どもたちの団結力を高め、児童全員のベクトルを同じ方向に向かせるために、教師が主導権を握ること、指示の合図を決めることが大切であるとわかった。活動に入る前に合図やルールを決め、教師と児童がともに理解しておくことで、安全にかつ楽しい活動になり児童の情緒を安定させることにつながることを学んだ。さらに、怒るのではなく、児童の良いところを見つけ、たくさんほめることによって、他の児童の手本にさせることで団結力を高めることができると感じた。

2,炊事活動等に関する安全指導について
 炊事活動では、包丁を使ったり火を扱ったりするため、危険な場面が多くみられる。自炊をしている児童は少ないと考えられるため教師は見回りを欠かさず行い、アドバイスをしていく必要があるとわかった。特に、調理に関しては、包丁の使い方や火の扱い方、児童の服装などをよく観察しておく必要があると思った。しかし、野外体験学習では、普段の学校生活では経験できないことを体験することができる児童にとって貴重な機会であるため、教師は優しく見守り、児童に経験を通して児童自身に気づかせることも重要であることを学んだ。学校外での活動になる際には、常に児童の人数を把握しておき、人数がそろっているかを教師が把握しておくことが大切であるため、班内での活動で教師がついていない時には、班のリーダーに必ず班のメンバーがきちんといるか人数を常に把握するよう指導する必要があると感じた。また、私自身、炊事活動やオリエンテーリングを通して、班の仲間たちと協力し、班内での自分の役割をもつことによって、自分の存在が人の役に立っているのだということを実感することにつながると感じた。また、自分の役割があることによって居場所ができ、安心につながったり、仲間との絆を深めたりすることにもつながると感じ、さらには、「3つのあ」にもあったように、感謝の気持ちを伝えることにもつながると思った。

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