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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 桜が丘小学校 |
実施日 2024年5月25日~2024年9月18日 |
実施時間 実施回数:4回 実施時間:20時間 |
活動内容の概要
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・運動会の事前準備(子供たちの見てないところでの教師の仕事。テント設営、ライン引き、子供たちがスムーズに運動会を進行するための支援)
・運動会の支援(子供たちがスムーズに運動会を進行できるための支援、ゴールテープ、道具の準備、片づけ、怪我やトラブルが起こらないように見守る)
・観察実習2日間(学習が苦手な子に対してマンツーマンで教える。全体の授業についていく為の支援、給食の配膳の手伝い、全員あそびにおいて怪我やトラブルが起こらないように見守る) |
活動の総括
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1,教師の立場から学校生活を送り、将来の自分の姿を想像するについて
今回の実習では、5月の運動会と9月の観察実習に参加させていただいた。
運動会の実習では前日に会場設営を行ったが、授業をして子供たちと半日を共に過ごす以外にも、子供たちが見ていないところでの仕事や子供たちが安心して行事に参加できるようにという教師の想いに直面した。子供たちが帰宅した後も、暑い中ではあるが大きなテントを建てたり、重いハンマーを使ってグランドに釘を打ち会場を設営するなど、当日のことを考えながらの作業であった。当日は競技に使う道具の出し入れ、ゴールテープ貼り、子供たちの誘導などを行った。スムーズにプログラムを進めるためには、子供を見守る以外にも教師同士のコミュニケーションが大切であり、チームワークが求められる職業であることを学んだ。また運動会の後の片付けでは、保護者の力も借りて作業を進め、学校行事は学校だけでなく地域の協力を得て成り立っているということも実感した。
9月の観察実習では2年生の学級に参加させていただいた。学級にいる子供たちはまさに十人十色であり、それぞれに個性があった。算数の授業中に得意な子が苦手な子に「私が教えようか?」と言って優しく教えていた場面である。私もその場で黙ってそれを観察していたが、教えている子が「なんでわからないの?」や「こんなのできて当たり前でしょ」というのではなく、「どうやったらわかりやすく説明できるかな」と考えていたり、問題が解決できた時には苦手なこと一緒に喜んでいた。その光景を見てとても心が温まったし、切磋琢磨してお互いに高めあうことができる学級だなと感じた。私が将来教師になって目指したい学級の理想像に近く、とてもいい雰囲気で過ごすことができた。まだ小学2年生ということで、座って授業に集中するのが難しい子も何人かいて、私がもし教師であれば授業中にみんなの前で注意をして分からせようとしてしまっていたかもしれない所を、担任の先生は静かに言い聞かせるように注意していて、子ども個人と丁寧に向き合っているように感じた。2日間、ずっと子供と向き合うのは体力的にもとても大変であった反面子供たちの小さな成長も感じることができてとてもやりがいのある時間であった。将来の自分のために、まずは来年の主免実習の1か月間を精一杯頑張りたいと思う。 |
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