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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市教育研究所「ひかり」 |
実施日 2024年5月16日~2024年9月18日 |
実施時間 実施回数:7回 実施時間:27時間 |
活動内容の概要
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・クリエイトタイムやふれあいタイムの中で子どもたちとの交流
(教室でのトランプや体育館でのバドミントンなど様々な遊びを行う子どもたちに混ざり、一緒に遊ぶ)
・個別課題のサポート
(見回りを行い、課題で行き詰っている子や困っている子に、解答へのヒント等を与える)
・掃除
(昼休みの後、子どもたちと一緒に教室や水槽の掃除を行う) |
活動の総括
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1."学校に行くことが困難な子どもたちの心情を少しでも理解できるような力"について
正直、実習期間でひかり教室に通う子どもたちの心情を正しく理解できたかは分かりません。しかし、子どもたちと交流をしていく中で、少しずつは分かってきたように私自身は思います。ある日、学校のことについて子どもたちと話す機会がありました。学校のことや友達のことを笑って楽しく話してくれる子もいれば、静かになってしまう子もいました。静かになってしまった子はきっと学校のことについては触れてほしくないんだと思い、今後はあまりこのような話を苦手な子どもたちの前ではしないように心がけました。それぞれの子どもたちが話したい話題を最優先して話を聞くようにしていました。また、なかなか周囲と馴染めず1人でいる子がいました。その子は私と別の子どもたちがしていたゲームにとても興味津々で仲間に入りたそうでした。きっと遊びたいんだろうな、とその子の心情を感じ取り「一緒にやってみる?」と声をかけると、その子は大きく頷き楽しくゲームに参加していました。このように少しずつではありますが、子どもたちの心情を理解し、それに対しての適切な支援や声掛けを行うことが実習の中でできるようになりました。
2."学校とは異なる環境で子どもたちの過ごし方や、興味のあるものについて知る"について
ひかり教室での子どもたちの過ごし方はとてもメリハリがあるものでした。クリエイトタイムやふれあいタイム、昼休みなどは友達や先生方との交流を深め、子どもたちの表情はとても明るく、全力で楽しんでいる様子が多く見られました。一方個別学習の時間や集中しなければならない時間になると、静かになり、黙々と自分のやるべきことに集中し、真剣な表情をしていました。このように、子どもたちは学校とは異なる環境であっても、学校で過ごすのと同じようにメリハリをつけ、楽しむ時と真剣に取り組む時の区別がしっかりとつけられた過ごし方をしていました。興味のあるものについては、子どもたち1人ひとり様々であり、昼休みなど子どもたちとの交流を深めていく中で、理解し、学ぶことができました。
3."どのような声掛けや手助けが適切であるのか学ぶ"について
このことについては実習中特に考えていました。ひかり教室には不登校の子どもたちが多くいるため、「どのように接することが正しいのか?」「間違った声掛けで子どもたちを傷つけてしまうのではないか」など、いろんなことを深く考えすぎてしまい、初めの頃は子どもたちと上手く接したり、コミュニケーションを取ることができませんでした。ひかり教室に通っているなかで、先生方の子どもたちに対しての距離感やコミュニケーションのとり方については注目して見ていると、とてもフレンドリーであり、ありのままの言葉を伝えている場面や、子どもたちと一緒になってゲームを楽しむ場面が多く見られました。先生方の接し方を間近で見ていく中で、あまり深く考えすぎず、子どもたちに寄り添い近い距離で、素直に向き合って行くことが、最も適切な接し方なのではないかと思いました。"不登校だから"という壁を作らず、1人の人間として子どもたちとしっかり向き合い、子どもたち1人ひとりにあった声掛けや支援をすることを、心がけていきたいと思いました。 |
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