蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

A693Aさんの記録 2024年6月7日(金)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 城山小学校
実施日 2024年5月24日~2024年6月7日 実施時間 実施回数:6回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(丸つけ、個別指導)
・授業観察(授業内容・指導方法の観察)
・休み時間や昼休みにおける児童との触れ合い(話す、一緒に遊ぶなど)
・朝の会や帰りの会、下校時におけるサポート(指導や行動が遅い児童の支援)
・給食・掃除指導
・事務業務(丸つけ、教材づくり、子どもたちの様子の情報交換など)
活動の総括
1.“信頼関係を築く”について
 今回の実習では、信頼関係を築くことができるよう、同じクラスに継続的に支援に入らせて頂いた。その結果、子どもたちの様子も徐々に変化してきて、短い期間ではあったが信頼関係を築くことができたと思う。
 また信頼関係ができてくると、子どもも分からないことを質問したり遊びに誘ってくれたりするなど、勉強面や生活面で関わる機会が増え、より子どもたちの状態について把握し、支援がしやすくなると感じた。
 
2.“生徒にとって適切な支援ができるようになる”について
 今回の担当クラスでは、公立の学校ということもあり普通クラスで支援が必要な子や情緒障害のクラスからクラス交流にやってきている子など様々な特性を持った子どもがいた。そのため今回は特に支援が必要な子どもについて支援を行うように心がけた。しかし支援が必要な子どもでも、つきっきりで支援をしてしまうと甘えてしまい作業をやめてしまう子どももいて、どの子にどこまで支援をするのか見極めることは難しいと感じた。
 また担任の先生の言動や授業づくりを観察してみると、全員が授業に楽しく参加できるよう集団で行うゲームや競争を多く取り入れているようだった。席の列で授業準備の速さを競うことで自分の行動に責任を持たせたり他人を思いやる姿勢を身につけさせたりするなど授業や普段の生活から様々な工夫をしているのだと感じた。そしてその中で普段授業態度が芳しくない子どもが少しでも何か出来たら褒めるなど子どものやる気につながるような言葉かけや工夫をしており、子どもの成長や変化も目に見えて感じることができたため、自分もそういった工夫を取り入れていきたいと感じた。
 これらの経験を踏まえて、最終日には子どもたちの特性も理解でき、1人1人に合わせた支援ができるようになっていたと思う。ただ担任としてこれらの支援を授業と並行しながら1人で行っていくことはやはり大変だと感じたため、支援と授業をその時の状況に応じて組み立て、遅れてしまう子どもを少しでも減らせるような支援ができるようになりたいと感じた。

3. “子どもと積極的に関わる”について
 今回の実習では、休み時間や給食、掃除の時間なども実習に行くことができ、子どもたちと勉強だけでなく遊びや生活の面でも深く関わることができた。また一緒に遊んだり趣味や好きなことなどの話を聞いたりして積極的に関わりあうこともできたと思う。
 しかし、けんかの仲裁や泣いている子どものケアにも携わる機会があったが、あったことや気持ちを全く話したがらない子どももいて支援に戸惑うことがあった。その時は支援のやり方が分からず担任の先生に頼ってしまったが、自分だけの時でもしっかりと対処ができるようになりたいと思った。
 子どもと積極的に関わることで、子どもの色々な面が見えてくると共に、信頼関係を築きその子の特性に合った支援ができるようになったと感じる。この経験を、4年の副免実習でも生かしていきたいと思う。
 

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