蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

82AfBさんの記録 2024年7月18日(木)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 長浦小学校
実施日 2024年5月17日~2024年7月12日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:20時間

活動内容の概要
1.算数と国語についての理解を深める
 短い実習だったため、国語の授業に入ることはありませんでしたが、算数の授業には何度も入らせていただきました。教師目線から算数の授業を見てみて、児童生徒の時には気が付かなかった、先生方の工夫をたくさん見つけました。特に印象的だったのは、教具の工夫です。先生方は、手作りの教具を授業で使われていました。比の勉強の時には、カルピスを使ったり、時間と時刻の勉強の時には、針が動かせる紙で作られた時計を使っていたりと、児童の学びを支える教具の工夫が盛りだくさんでした。また、算数の授業では、子どもたちの問題の丸付けをしたり、悩んでいる子に対してサポートをしたりしました。


2.子どもたちと信頼関係を築く
 実習が始まるまでは、短い期間で子どもたちと信頼関係を築くことが出来るのか不安でしたが、その不安は実習初日でほとんどなくなりました。長浦小の子どもたちは、素直で心優しく、笑顔いっぱい、元気いっぱいで、初対面の私にもすぐに心を開いてくれました。子どもたちと授業中や休み時間、給食の時間を使って、たくさん話をしたり、遊んだりして、毎回本当に楽しく、終わるのが悲しくて仕方がない実習でした。帰る私を、運動場から見送ってくれたり、自分の作品やできるようになったことをたくさん披露してくれたりと、子どもたちも私と過ごした時間を楽しんでくれたと思います。

3.プリント作成について学ぶ
 クラスの先生が、授業で使用するプリントを私の分までコピーしてくださり、授業やプリントについて説明をしてくださいました。そのおかげで、教科や学年、先生によって異なるプリントの使い方や作り方を学ぶことが出来ました。
活動の総括
 私は実習を通して、教師になりたい気持ちがより強くなりました。なぜなら、教師の魅力にたくさん気づいたからです。1つ目の教師の魅力は、子ども達の成長を間近で見届けられ、成長のサポートができる点です。運動会終了後、先生方は子ども達ができるようになったことを自分のことのように喜び、皆さんで共有されていました。小学1年生と6年生で大きな差があるように、6年で急成長していく子ども達を見ることができるのは、教師の特権なのだと感じました。
 2つ目は、子ども達の弾けるような笑顔を見れる点です。私は運動会や授業、休み時間の中でたくさん子ども達の笑顔を見ました。皆本当に楽しそうに笑っていて、私まで幸せな気持ちになりました。特に、自分が教えて、「分かった!」と言いながら見せてくれた笑顔は、心に残っています。ある人が、教師は大変なこともあるけど、それ以上にやりがいがある仕事だと言っていました。私は今回の実習を通して、その言葉の意味が分かった気がします。どんなにしんどくても、その辛さが吹っ飛ぶくらいに、眩しい子ども達の笑顔を見ることができる教師は、素敵な職業であると思いました。
 実習では子ども達や先生方はもちろん、運動会では保護者の皆様とも関わることができました。自分の子どもだけではなく、他の家の子ども達のことも大切にされている様子や、先生方と保護者の方々がよく話されているところを見て、チーム学校とはこのことだと思いました。それと同時に、私も保護者の皆様とこのような関係を持てる教師になりたいと強く感じました。
 このように、長浦小での実習はかけがえのない経験をたくさんすることができ、自分自身も大きく成長できた期間になったと思います。

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